安江則子:EUとフランス―統合欧州のなかで揺れる三色旗 著者【講演CD】


EUは債務危機に揺れるユーロをめぐり大国間の利害も表面化。オランド仏新政権は今後、独仏同盟関係を維持し他のEU諸国と協調できるか専門家が展望。


講演CDタイトル
EUとフランス新政権〜欧州危機で揺れる三色旗〜
安江則子氏(立命館大学政策科学部教授)EUとフランス―統合欧州のなかで揺れる三色旗 著者

 

 

安江則子
安江則子

■講演CDの主な内容

安江氏はEUの課題やユーロ問題などを研究しており、
フランスの政治状況にも詳しい。

講演ではフランスとEUの関係、仏新政権誕生の背景、
仏独関係、EUやユーロの行方について語った。

2012年はフランスとEUにとって「節目の年」と指摘。

5月の仏大統領選で成長戦略を掲げた
社会党のオランド政権が17年ぶりに誕生。

メルケル独首相とともにEU危機の対応に奔走し
緊密な仏独関係を築いたサルコジ大統領を破り、
今後の仏独関係の行方に関心が集まっている。

フランスの第5共和制下で大統領再選を果たせなかったのは
ジスカールデスタンとサルコジの2人だけという。

オランド氏の勝利は緊縮財政を進めたサルコジ大統領への批判、
個人的パフォーマンスに対する反発さらには
南欧地中海重視の外交政策の失敗などが影響していると分析。

この新政権とEUの関係では
「EU統合はフランスにとってプラス」とする考えが根強いものの、
フランスが中央集権国家であるため
EUレベルでの憲法条約に抵抗するなど
全てに賛同することはないと見られる。

注目の仏独関係については、
サルコジ時代の「ドイツの言いなり」との批判はあるが
「仏独協調は両国のDNAの中に組み込まれている」という。

EU政策に対する両国の違いはあっても
「EUをまとめてきた大国同士」として協調関係は続くとみる。

また欧州経済危機やユーロ危機の脱出には
「最低5年はかかる」とするオランダの学者の見解を紹介し、
危機の長期化を示唆した。

安江則子
安江則子

【プロフィール】安江則子氏(やすえ・のりこ)

1985年慶応大学法学部法律学科卒、
87年に同大学院法学研究科修士課程を修了、
91年同後期博士課程を満期退学。
94年に立命館大学政策科学部に着任し、現在は同学部教授。

この間、京都大学文学研究科非常勤講師やフランス高等政治学院、
ボローニャ大学などで研究実績を積む。
同志社大学嘱託講師も務める。

著書は
「EUとフランス: 統合欧州のなかで揺れる三色旗」(法律文化社)
「世界遺産学への招待」(同)
「欧州公共圏」(慶應義塾大学出版会)
など。


■講演CDの要点

EUは債務危機に揺れるユーロをめぐり大国間の利害も表面化。オランド仏新政権は今後、独仏同盟関係を維持し他のEU諸国と協調できるか専門家が展望。


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EUとフランス新政権〜欧州危機で揺れる三色旗〜
安江則子(立命館大学政策科学部教授)

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