山折哲雄氏:いま、こころを育むとは 著者【講演CD】


いま日本で失われている心の豊かさ。浄土真宗の布教に務めた父の影響で宗教学者として幅広く活躍する学者が、日本人の心の深層を掘り下げて説く。


講演CDタイトル
いま、こころを育むとは
山折哲雄氏(宗教学者)いま、こころを育むとは 著者

 

 

山折哲雄
山折哲雄

■講演CDの主な内容

山折哲雄氏は宗教学者であり
日本思想史の第一人者として幅広く活躍し、
近年はこころの問題についても深く説いています。

山折氏は今年2月のバンクーバー冬季五輪、
4年前のトリノ冬季五輪そして
前畑秀子が200m平泳ぎで優勝した1936年ベルリン五輪など
各時代の選手の心構えを比較しながら、日本人の心の変化を説いた。

特にベルリン五輪の前畑は
①母
②死ぬ覚悟
③神様
の3つのキーワードで臨み、
見事に金メダルを獲得した。

70年前には選手も、選手を送り出す人達も
この3つのキーワードを支えにしていた、という。

しかし戦後、この3つのキーワードは
教育の場では言われなくなった。

では現在のオリンピック選手の心の支えは何かと
問いかける。

①自分らしくプレー
②楽しくプレー
③笑顔でプレー
するに集約できると説明し
「これでは負けるはず」と。

「僅か70年間で日本人の価値観が
これだけ激変するものか。
先進国で日本だけが変わった」と慨嘆。

ただ今回のバンクーバー五輪では4年前と異なり
①無私無心
②自然体
③転んでも走り続ける
など山折氏は4年間の微妙な変化を読み取る。

一方で「僅か4年間でそれだけ変わるのは
日本人のアイデンティティが
まだ定まっていないことか」とも。

近年の子殺し親殺しの殺伐とした残酷社会をどう見るか。

戦後民主主義の横並び平等主義の弊害を指摘し
「日本社会の至る所に怨念が埋め込まれている」
と論じて横並び平等主義を考え直すべきと力説。

また西欧の個とは違う
日本の「ひとり」思想(大和言葉)について説き、
浄土真宗の始祖・親鸞などを例に
日本の伝統的な価値観の必要を強調した。

山折哲雄
山折哲雄

【プロフィール】山折哲雄氏(やまおり・てつお)

1931年に米サンフランシスコ生まれ。
54年東北大学文学部印度哲学科卒、
56年同大学院文学研究科修士課程修了、
59年同研究科博士課程単位取得退学。

61年東北大学文学部助手、春秋社編集部などを経て
77年東北大学文学部助教授、
82年国立歴史民俗博物館教授、
国際日本文化研究センター教授、
白鳳女子短期大学学長、
京都造形芸術大学大学院長を経て
2001~05年国際日本文化研究センター所長、
05年から同名誉教授。

現在は宗教学者として幅広く活動中。
専攻は宗教史、日本思想史。

著書は
「愛欲の精神史全3巻」(角川ソフィア文庫)
「天皇の宮中祭祀と日本人」(日本文芸社)
「『歌』の精神史」(中央公論新社)
「近代日本人の宗教意識」(岩波書店)
など多数。


■講演CDの要点

いま日本で失われている心の豊かさ。浄土真宗の布教に務めた父の影響で宗教学者として幅広く活躍する学者が、日本人の心の深層を掘り下げて説く。


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