山岡耕春:地震予知の科学 著者【講演CD】


地震はいつ起こるのか。地震の怖さを知り尽くしている日本人にとって地震予知は最大の関心事。地震研究の専門家が、地震のメカニズムや予知の状況を解説する。


講演CDタイトル
地震予知はどこまで進んでいるのか
山岡耕春氏(名古屋大学教授・地震火山研究センター長)地震予知の科学 著者

 

 

山岡耕春
山岡耕春

■講演CDの主な内容

今週は山岡耕春氏の「地震予知」に関するお話です。
山岡氏は地震予知研究の第一人者。

日本全国でマグニチュード4以上の地震は
年間100個以上発生していると紹介した上で
「地震予知はまだまだ難しい。

地道な研究が必要で予知に特効薬はない」
と地震予知の困難さを改めて示した。

地震は地下の岩盤の破壊であり、
岩盤(断層)のズレによって起こるという。

世界は10数枚の岩盤で覆われ、
それが動いて境界で地震が発生することも分かっている。
現在の地震予測は「出来るところから実用化している」段階。

静岡県伊東の群発地震や東海地震など
比較的近い将来の発生が予想される状況などについても解説。

特に大地震に伴って発生する可能性のある津波について
「津波の速度はジェット機の速さと同じくらい」とし、
発生時の避難を急ぐ必要を力説した。

明治時代以降の地震の歴史についても振り返って紹介した。
特に1962年から地震研究のなかでも予知の研究が本格化、
64年から国家計画として地震予知計画が出来、
76年には「大規模地震特別措置法」が設置された経緯も説明した。

こうした中で95年に阪神・淡路大震災、
2011年3月11日の東日本大震災と巨大地震が相次いだ。

地震予測ではコンピューターなどを駆使して
短期、長期の予知研究がされているが、
「将来にわたって確実に予測することは難しく、
やはり確率による予測しか出来ないだろう」とみる。

このため「明日地震が起こる」とは将来も断言できないとした。
こうした結果、建物や橋などの耐震性を強めるなど
「予知と対策をセットにして考えること」が必要で、
これで被害を少なくすることが出来ると強調した。

山岡耕春
山岡耕春

【プロフィール】山岡耕春氏(やまおか・こうしゅん)

1958年生まれ。
81年名古屋大学理学部地球学科卒、
86年名古屋大学大学院理学研究科博士課程修了、理学博士。

同年東京大学地震研究所助手として伊豆大島火山観測所勤務。
91年名古屋大学理学部助教授(地震火山観測研究センター)、
2004年に東京大学地震研究所教授(地震予知研究推進センター)、
07年名古屋大学環境学研究科教授(地震火山・防災研究センター)。

現在は名古屋大学環境学研究科教授・地震火山研究センター長。
このほか火山噴火予知連絡会委員、地震予知連絡会副会長、
内閣府南海トラフ巨大地震モデル検討委員会委員など
政府関係の委員なども務めている。

著書は
「地震・津波と火山の事典」(共著=丸善)
「Q&A日本は沈む?」(理工図書)
「地震予知の科学」(共著分担=東京大学出版会)
など。


■講演CDの要点

地震はいつ起こるのか。地震の怖さを知り尽くしている日本人にとって地震予知は最大の関心事。地震研究の専門家が、地震のメカニズムや予知の状況を解説する。


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地震予知はどこまで進んでいるのか
山岡耕春(名古屋大学教授・地震火山研究センター長)

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