東郷和彦:歴史認識を問い直す 著者【講演CD】


尖閣、竹島をめぐる領有権問題や従軍慰安婦問題など歴史認識の違いが東アジアの緊張を招くなか、元外交官が歴史認識の再確認を訴え、日本の外交力強化を力説する。


講演CDタイトル
歴史認識を問い直す――今こそ試される日本の外交力
東郷和彦氏(京都産業大学 外国問題研究所長)歴史認識を問い直す 著者

 

 

東郷和彦
東郷和彦

■講演CDの主な内容

最近の日本外交は領土問題や歴史認識、
アジアにおける日本の立ち位置など
予想を超える大きな変化をしたと指摘。

しかし情勢変化に対する
「日本国民の認識は薄く、感度も鈍い」と警告した。

大変化の一つが「中国による尖閣諸島問題」と捉え、
中国の尖閣諸島に対する領海侵犯に至るまでの経緯を詳しく解説。

このため日本の外交方針を根本的に変える必要を強調し、
その方策として「抑止と対話」を挙げた。

抑止では中国が領海侵犯すれば直ちに
「たたき返す実力をもって排撃すること」と語り、
海上保安庁や海上自衛隊の強化を説いた。

これは戦争するためではなく抑止力をつけ
戦争を回避するのが狙いとした。

その一方で「対話」を通じて戦争を防ぐ必要も指摘。

一方、竹島問題と北方領土問題は
「日本がこれを取り戻す」動きであり、尖閣問題とは異なるとみる。

韓国人にとって竹島は
日本による植民地化の前提となった島と捉えており
「韓国の一つのアイデンティティになっている」という。

しかしこの問題は対中戦略の上でも
日韓による「共存」も一つの選択肢とした。

北方領土問題はソ連が第2次大戦の終戦間際に
「火事場泥棒的に取ったもの」で4島返還の可能性はゼロと読む。

日本の歴史認識については中国との関係では
尖閣問題の他に靖国問題があり、
対韓国では従軍慰安婦問題を指摘。

ただ日本の歴史認識問題で見逃せないのは「欧米の反応」という。

日本はいわゆる村山談話と河野談話が基本で、
これを動かせば「日本はまた戦前に戻るのか」との批判が
アメリカ中心に強まると警鐘を鳴らした。

東郷和彦
東郷和彦

【プロフィール】東郷和彦氏(とうごう・かずひこ)

1945年生まれ。
68年東京大学教養学部卒業後、外務省に入省。
主にロシア関係部署を中心に勤務し、
条約局長、欧亜局長、駐オランダ大使を経て2002年に退官。

その後、ライデン大学、プリンストン大学、
ソウル国立大学などで教鞭をとる。

09年にライデン大学で博士号取得。
010年から現職。
元外交官として国際問題を研究。

著書は
「歴史認識を問い直す」
「日本の領土問題」
「戦後日本が失ったもの」
「歴史と外交」
「北方領土交渉秘録」
など。


■講演CDの要点

尖閣、竹島をめぐる領有権問題や従軍慰安婦問題など歴史認識の違いが東アジアの緊張を招くなか、元外交官が歴史認識の再確認を訴え、日本の外交力強化を力説する。


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歴史認識を問い直す――今こそ試される日本の外交力
東郷和彦(京都産業大学 外国問題研究所長)

【2013年08月第1週発売】(収録時間80分)¥3,300円(送料無料・税別)


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