高屋定美:欧州危機の真実 著者【講演CD】


欧州の政府債務危機が世界経済を震撼させる構図が続く。欧州の政治経済を研究する学者が、加盟国拡大で歪みを生じるEUの課題と欧州債務危機の本質に迫る。


講演CDタイトル
欧州債務危機の本質〜なぜEUで深刻な財政問題が起きたのか〜
高屋定美氏(関西大学商学部教授)欧州危機の真実 著者

 

 

高屋定美
高屋定美

■講演CDの主な内容

高屋定美氏は著書「欧州危機の真実」で
今日の深刻な欧州債務危機を予見し、
この講演では深刻な金融・財政危機の背景を詳しく解説。

さらに今後の日本・世界経済への影響も予測しています。

高屋氏によると、EU(欧州連合)の設立は
「欧州の平和実現を目的としたもの」であり、
EU加盟27カ国のうち17カ国が共通通貨の
ユーロを使用するユーロ圏を形成している。

欧州銀行(ECB)が一元的に金融政策を行い、
政策目標として物価指数をGDP比2%以下、
GDP比3%以上の赤字国に対しては
罰則を与える財政ルールを設定。

今回の欧州財政危機は
米国のサブプライム・ローン関連の
証券化商品を買った欧州の銀行が損失を計上し、
さらに08年のリーマン・ショックで
銀行の経営危機を招いた上、
ギリシャなどで財政危機が勃発したことが原因と分析した。

またEUの金融市場が一体となった結果、
金融機関の競争が激化し金融危機に拍車をかけたという。

特に03~04年にドイツとフランスが景気悪化した際、
財政ルールに違反したにもかかわらず
罰則を与えなかったことも「財政ルールの骨抜き」となり、
今回の危機の遠因と解説した。

高屋氏は基本的な危機対策として
①ユーロ共同債の発行
②債務削減を前提としたデフォルトの事前宣言
③債務管理庁の設立
④財政緊急基金を創設し資金をプールすること
などを提案。

ただ、これらの措置は直ぐには難しく
長期的な視点で考えるべきとした。

ユーロ圏では国債価格の下落が続いており
012年はユーロ圏だけでなく世界経済も景気が後退し、
日本では「円が高くなる余地がある」と予測した。

高屋定美
高屋定美

【プロフィール】高屋定美氏(たかや・さだよし)

1963年生まれ。
86年神戸大学経済学部卒、
91年同大学院経済学研究科修了(経済学博士)。
近畿大学商経学部専任講師、
カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員を経て
2004年に関西大学商学部教授、現在に至る。

特にEUやユーロ問題についての専門家として活躍中。

著書は
「欧州危機の真実」(東洋経済新報社)
「ユーロと国際金融の経済分析」(関西大学出版部)
「EU通貨統合とマクロ経済政策」(ミネルヴァ書房)


■講演CDの要点

欧州の政府債務危機が世界経済を震撼させる構図が続く。欧州の政治経済を研究する学者が、加盟国拡大で歪みを生じるEUの課題と欧州債務危機の本質に迫る。


【講演CDのご購入はこちら】
欧州債務危機の本質〜なぜEUで深刻な財政問題が起きたのか〜
高屋定美(関西大学商学部教授)

【2012年01月第3週発売】(収録時間80分)¥3,300円(送料無料・税別)


  数量  

 


コメントを残す