添谷芳秀:日本の「ミドルパワー」外交―戦後日本の選択と構想 著者【講演CD】


北朝鮮の無謀な暴走、覇権に向け狂奔する中国。
揺れる東アジア情勢に日本の安全保障は大丈夫か。
国際政治学者が、日本の国益と方策を示す。


講演CDタイトル
揺れる東アジア情勢と日本の国益〜安定した地域秩序をどう創出するか〜
添谷芳秀氏(慶應義塾大学法学部教授・東アジア研究所所長)日本の「ミドルパワー」外交―戦後日本の選択と構想 著者

 

 

添谷芳秀
添谷芳秀

■講演CDの主な内容

添谷氏は東アジアの政治、安全保障、日本外交などが専門で
この地域の動静について鋭く分析し論評しています。

講演では今日の国際情勢は90年代以降
「過渡期で流動的」との時代認識を示し、
その上で冷戦後の世界、米中関係、朝鮮半島問題
そして日本の役割について論じた。

米ソの冷戦構造は90年代以降一応終焉したが、
これに伴い北朝鮮が核開発に進むなど
東南アジアが不安定化した。

ただ、東南アジア諸国では
多国間協調の動きが出てきたと分析。

米中関係では中国の台頭が大きく影響している。

冷戦終結で米国や国際社会にとって最大の課題は
中国を封じ込めるか、国際社会に組み込むかの
選択であったという。

米中は国際問題の解決に当たって重要な国であると同時に
「米中は異質な国」でもある。

中国の台頭でG2(米中)論が出てくる中で
「相容れない潮流が出ている」と指摘する。

潮流の1つは米中衝突の再燃懸念であり、
他の1つは中国を国際秩序に組み入れようとする流れである。

特に中国が経済発展の自信を背景に
「自ら好む国際システムをつくる」ことへの警戒感は強いとみる。

朝鮮半島問題は「極めて流動的」との認識を示す。

北朝鮮では「軍が今の金正恩体制が一番いいとみているので
不安定要因をはらみながらも現体制が当分続くだろう」と見通す。

韓国は日本の反中国戦略に組み込まれることを嫌っており、
これが「日韓安全保障協力がうまくいかない理由でもある」とした。

またASEAN+3に豪州、ニュージーランド、インドを加えた
東南アジアサミットが日本にとって有利と分析した。

添谷芳秀
添谷芳秀

【プロフィール】添谷芳秀氏(そえや・よしひで)

1955年生まれ。
79年上智大学外国語学部卒、
81年同大学院国際関係論専攻修士課程修了。
同大学国際関係研究所助手を経て
87年に米ミシガン大学より国際政治学の博士号を取得。
同年平和安全保障研究所研究員、
その後慶応大学法学部講師、助教授を経て
95年同教授、
07年から東アジア研究所所長を兼務。

日本国際政治学会理事、
米国アジア協会国際評議員など務める。

2010年には首相官邸の
「新たな時代の安全保障と防衛力に関する懇談会」委員なども歴任。

著書は
「日本の『ミドルパワー』外交」(ちくま新書)
「日本外交と中国 1945-1972」(慶應義塾出版会)
「日本の東アジア構想」(編著=同)
など。


■講演CDの要点

北朝鮮の無謀な暴走、覇権に向け狂奔する中国。
揺れる東アジア情勢に日本の安全保障は大丈夫か。
国際政治学者が、日本の国益と方策を示す。


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揺れる東アジア情勢と日本の国益〜安定した地域秩序をどう創出するか〜
添谷芳秀(慶應義塾大学法学部教授・東アジア研究所所長)

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