塩原俊彦:ロシア経済の真実 著者【講演CD】


数多くの著書を出しているロシア経済の専門研究者が、資本主義化に走るロシア経済の不透明な現実を表裏から直視し、将来を見通す。


講演CDタイトル
ロシア経済〜落差大きい表と裏の実態〜
塩原俊彦氏(高知大学人文学部助教授)ロシア経済の真実 著者

 

 

塩原俊彦
塩原俊彦

■講演CDの主な内容

○この4年間、毎年2月と9月にロシアに出張しているが、特に2年前からモスクワがきれいになった。公道や地下鉄などもよく清掃されている。予算が末端までついてきた現れだ。ソ連時代のモノ不足や買い物の行列からみると正反対で、ロシア経済は大きく変貌しつつある。
○ハーバード大学のシュライファー教授は今のロシアについてGDPでは中進国並の「普通の国になった」と主張している。しかし私は「ロシアはまだ普通の国にはなっておらず、なりつつある、との見方だ。確かにプーチン政権になった2000年5月以降、経済についての法体系は整備されつつある。ただ法律がうまく運用されているかといえば疑問点が多い。仏作って魂入らずといった感じで、今はまだ普通の国になりつつあるというところだ。
○ロシアでは石油、ガスなど資源関係の経営者には富豪も現れている。原油埋蔵量は世界7位、天然ガスは同1位、原油生産高は同2位、天然ガス生産量は同1位などにみられるように、ロシアは資源大国だ。しかし世銀やIMFなどの経済的指数で見ると、中進国どころか低開発国並である。また石油やガス会社と政治家の癒着など腐敗もはびこっている。
○プーチン政権は国内の権力構造では中央政府を強化し、逆に新興財閥の弱体化を図っている。一方でグローバル化に対応して国内改革も実施し「強い国家」を目指す。官僚も政治家も腐敗しており、いろいろ問題を抱えてリスクもある。しかしプロフィット(利益)も得られるのが、今のロシア経済の実態だ。

【プロフィール】塩原俊彦氏(しおばら・としひこ)

1956年生まれ。
81年慶応大学経済学部卒と同時に日本経済新聞社入社、85年に退社し、
88年一橋大学大学院経済学研究科修士課程を修了し朝日新聞社入社。
95-98年朝日新聞モスクワ特派員。2000年に退社し同年から現職。
04年には北海道大学から学術博士号取得。

著書は
「ロシア経済の真実」(東洋経済新報社)
「現代ロシアの経済構造」(慶應義塾大学出版会)
「ロシアの軍需産業」(岩波書店)
「現代ロシアの政治・経済分析」(丸善)
など多数。


■講演CDの要点

数多くの著書を出しているロシア経済の専門研究者が、資本主義化に走るロシア経済の不透明な現実を表裏から直視し、将来を見通す。


【講演CDのご購入はこちら】
ロシア経済〜落差大きい表と裏の実態〜
塩原俊彦(高知大学人文学部助教授)

【2005年12月第3週発売】(収録時間80分)¥3,300円(送料無料・税別)


  数量  

 


コメントを残す