大矢根聡:FTA・TPPの政治学 著者【講演CD】


今年10月の閣僚会合で加盟12カ国によるTPPの大筋合意が実現。この世界最大の経済貿易圏の誕生を安全保障の観点から学者が、日本外交も含めて論じる。


講演CDタイトル
国際政治におけるTPPと日本外交
大矢根聡氏(同志社大学法学部教授)FTA・TPPの政治学 著者

 

 

大矢根聡
大矢根聡

■講演CDの主な内容

大矢根聡氏は主に国際的な政治経済交渉等を研究しています。

TPP(環太平洋経済連携協定)の概要説明に続いて、
主題である国際政治におけるTPPの意味を分かり易く解説。
更に国際交渉に臨む日本外交の在り方についても示唆した。

TPPはFTA(自由貿易協定)の「最新版」で、
単なる貿易の自由化にとどまらず
投資ルールや知的財産権などを含む
国際ルールを取り決めたものと説明。

その上で将来、アジア・太平洋地域での
加盟国拡大を目指す「生きている協定」と位置付ける。

TPPは国際政治の中でどういう意味を持つか。

大矢根聡
大矢根聡

大矢根聡氏によると、
他国の行動が気になり不安になる「安全保障ジレンマ」の中で
TPPを通じて自国の経済力強化を図り、
貿易自由化により安全保障上の協力国を増やすこと、
TPPによって外交を強化し
世界の経済秩序のルール作りに役立つことになるという。

特にTPPは世界的な経済ルールの取り決めにより
TPPに参加していない国も
これを無視できない影響力を備えていると分析する。

つまり外交安全保障上の意味があるとみる。
これにはハードバランシング(相手が強く出れば対抗措置をとる)と
ソフトバランシング(非軍事など多角的な対応をとる)の
2つの選択肢があると指摘した。

また日本外交にとってはTPPを通じて
アジア・太平洋地域のルール作りに日本が協力すると同時に
先進国と発展途上国との橋渡し的な外交を
積極的に展開すべきと強調した。

大矢根聡
大矢根聡

【プロフィール】大矢根聡氏(おおやね・さとし)

1961年生まれ。
89年神戸大学大学院法学研究科博士課程を修了。

国際大学助手・講師、金沢大学法学部助教授などを経て
2003年から同志社大学法学部教授。

グローバル・ガバナンス学会会長や
日本国際政治学会常任理事などを務める。

著書は
「FTA・TPPの政治学」(有斐閣=近く刊行予定)
「国際レジームと日米の外交構想」(同)
「コンストラクティヴィズムの国際関係」(編著=同)
「東アジアの国際関係―多国間主義の地平」(有信堂)
など。


■講演CDの要点

今年10月の閣僚会合で加盟12カ国によるTPPの大筋合意が実現。この世界最大の経済貿易圏の誕生を安全保障の観点から学者が、日本外交も含めて論じる。


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国際政治におけるTPPと日本外交
大矢根聡(同志社大学法学部教授)

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