小此木政夫:危機の朝鮮半島(現代東アジアと日本) 著者【講演CD】


北朝鮮の核問題は依然として国際的なトゲ。拉致問題を抱える日本は6カ国協議の中でどう対応すべきか。朝鮮問題の専門家が提言する。


講演CDタイトル
北朝鮮核問題〜国際的対応と日本の立場〜
小此木政夫氏(慶応大学法学部長)危機の朝鮮半島(現代東アジアと日本) 著者

 

 

小此木政夫
小此木政夫

■講演CDの主な内容

小此木 政夫氏は
朝鮮半島問題の第一人者で、
北朝鮮の核問題でも頻繁にマスコミにも登場しています。

北朝鮮はなぜ核を持つのか―。
小此木氏は北朝鮮の核開発を地政学的に捉え、
「体制生き残りのための核開発」とみる。

このため米国や中国などの核開発とは動機が違うという。
朝鮮半島では1980年代半ば以降韓国が急速に発展したことで
「朝鮮半島の体制に決着がついた」と分析。

この結果、北朝鮮は体制の生き残りに危機感をもち
「通常の軍事力では勝てないので核兵器を持つ」ことを選択し、
85年には核開発がスタートしたという。

小此木氏によると、核兵器開発の目的は2つあり、
1つは外国の攻撃に対する抑止力、
もう1つは外交的手段としての活用だ。

米中ソなど大国の核保有は抑止効果を狙ったものだが、
北の核開発は生き残りのためであり、
外交的利用を狙ったものと解釈。

さらに地政学的にみて、イラク、イランなど中東各国の核開発は
「中東での覇権をもってイスラエルに対抗するためのもの」と位置づけ、
同じ核開発でもその目的は異なると指摘する。

北の核開発に対応するには、体制維持を保障してやるか、
核施設を破壊するかの2つがあるとみる。

いずれも難しい問題で6カ国協議での進展も期待薄だ。
そうした中で日本の対応は
「大胆な外交政策が必要で
10年ぐらいは北の核と共存しながら体制を変革させることが必要だ」とし、
中長期的な視点で対北朝鮮外交を進める必要を説いた。

小此木政夫
小此木政夫

【プロフィール】小此木政夫氏(おこのぎ・まさお)

1945年生まれ。
1969年慶応大学法学部政治学科卒、75年同大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。

同大学法学部講師、助教授を経て85年教授、90~95年同大学地域研究センター副所長、99年同所長、05年に同大学法学部長。

この間、韓国の延世大学大学院政治外交学科研究生(72~74年)、ハワイ大学朝鮮研究センター客員研究員(81年)、ジョージ・ワシントン大学中ソ研究所客員研究員(82年)、延世大学客員教授など。

また日韓共同研究フォーラム日本側座長や現代韓国朝鮮学会会長など日韓に関する団体役員も多い。

著書は
「現代東アジアと日本3」(編著=慶應義塾大学出版会)
「戦後日韓関係の展開」(共著=同)
「在日朝鮮人はなぜ帰国したのか在日と北朝鮮50年」(同=(大学図書)
など。


■講演CDの要点

北朝鮮の核問題は依然として国際的なトゲ。拉致問題を抱える日本は6カ国協議の中でどう対応すべきか。朝鮮問題の専門家が提言する。


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北朝鮮核問題〜国際的対応と日本の立場〜
小此木政夫(慶応大学法学部長)

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