沖大幹:水の未来 著者【講演CD】


世界的に「水危機」の懸念が広まっている。21世紀は「水をめぐる紛争の世紀」とも言われるなか、水文学の研究者が、水危機の実態を明らかにし、その対応を示す。


講演CDタイトル
「水の未来」を考える〜持続可能な社会・経済・環境の実現に向けて〜
沖大幹氏(東京大学生産技術研究所教授)水の未来 著者

 

 

沖大幹
沖大幹

■講演CDの主な内容

沖大幹氏は水文学(すいもんがく)という水に関する
森羅万象を扱う学問が専門。

水の物理的性質や人間社会と水の関係、
世界規模の水資源などについて掘り下げて研究しています。

沖氏は水と女心を現す一つのエピソードを紹介した。
ある途上国で井戸を掘っている現場でのこと。

そこに居合わせた女性に写真を撮ってもいいか尋ねたところ、
女性は嫌がった。

水がないと顔も洗えないし、
汚れた衣類も洗濯出来ないのでみっともない。
「井戸水が出たら撮影も大丈夫よ」と答えたという。

水は一般生活や生物・植物・産業にとって欠かせない。
このエピソードは水が女心にも大きく影響することを物語る。

沖大幹
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その水がいま地球規模による「危機」を迎えている。
水危機が深刻になれば国同士の「水紛争」に発展する懸念もある。

更に水は生死に直結するだけでなく生物や植物、食糧問題にも
大きな影響を与える。
21世紀は「水の世紀」ともいわれる。

人間が生きていく上で
「持続可能な生態系を保つために水を残すことが必要」と強調した。

飲み水が豊富であるかないかは
乳児(1歳未満)の死亡率にも関係している。

2000年時点で水不足などにより10人に1人が死亡する国は
10カ国に達したという。

水は自分の尊厳を守るためにも必要で
「そのためには安全な水を供給できる社会をつくることだ」と説くが、
それは簡単ではない。

水資源の国際支援の強化に加えインフラ整備など
「水への投資が欠かせない」とした。
その上で地球規模での水と食料とエネルギーの安全確保が
重要になると強調した。

沖大幹
沖大幹

【プロフィール】沖大幹氏(おき・たいかん)

1964年生まれ。
1989年東京大学大学院工学系研究科修了、
93年博士(工学=東大)。

89年東京大学助手、
94年には気象予報士取得。
95年同講師などを経て2006年から現職。

専門は水文学(すいもんがく)で
地球規模の水循環と世界の水資源に関する研究。
気候変動に関わる政府間パネル(IPCC)第5次報告書統括執筆責任者や
国土審議会委員などを務める。
水文学部門で日本人初のアメリカ地球物理学連合(AGU)フェロー(2014年)にも。

著書は
「水の未来」(岩波新書)
「水危機ほんとうの話」(新潮選書)
「水の世界地図第2判」(監訳:丸善出版)
など。


■講演CDの要点

世界的に「水危機」の懸念が広まっている。21世紀は「水をめぐる紛争の世紀」とも言われるなか、水文学の研究者が、水危機の実態を明らかにし、その対応を示す。


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沖大幹(東京大学生産技術研究所教授)

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