小倉和夫:吉田茂の自問 著者【講演CD】


フランシスコ・ザビエルを始め来日した「青い目」の外国人が見た日本観を踏まえ、日本と欧米の文化の違いを、ベテラン外交官が浮き彫りにする。


講演CDタイトル
国際交流にみる東と西のコミュニケーションギャップ
小倉和夫氏(国際交流基金理事長)吉田茂の自問 著者

 

 

小倉和夫
小倉和夫

■講演CDの主な内容

小倉氏は外務省出身で、外務審議官や駐韓国、駐フランス大使などを歴任し、東西の文化交流にも熱心。
ここでは歴史上、欧米人が見た日本観や印象記を中心に講演。キリスト教の布教で1549年に来日し2年間滞在したフランシスコ・ザビエル、1626年に来日したオランダ商館長フランソワーズ・キャロン、1853年黒船を率いて日本に開国を迫ったペリー、1889年に能登を旅行した天文学のパーシバル・ローエル、19世紀後半から20世紀初頭の日本研究の第一人者バジル・ホール・チェンバレン、ドイツの建築家ブルーノ・タウト(1933年来日)や連合軍最高司令官ダグラス・マッカーサーらが登場する。
その中でザビエルは日本人のいい面として規律正しい、道理が分かる、名誉を重んじる―の3点を挙げ、豊かで布教や貿易に値する国と捉えているという。半面、食べ物がまずく、気候が寒いなど悪い印象も記している。キャロンも日本の豊かさや名誉、信用を重んじ、子供教育がしっかりしているなどの日本観を持つ。チェンバレンとローエルは日本では欧米と慣習があべこべ、逆さまである点に驚く。小倉氏は「これは日本が近代化し強くなるにつれて日本の違いを強調して拒否反応を反映したもの」と解釈。
またブルーノ・タウトは日本の建築美に感嘆しながらも「日本人の模倣癖」を指摘。彼は「素晴らしいものを真似すれば自分の価値も相手の価値も下がる」との考えに基づき、日本の建築を自分の建築には全く取り入れていない、という。こうした事例を通じ、東西のコミュニケーションギャップを浮き彫りにした上で小倉氏は「これらから私達は現代に生かす教訓を汲み取ることが出来る」と説いた。

小倉和夫
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【プロフィール】小倉和夫氏(おぐら・かずお)

1938年生まれ。
62年東京大学法学部卒、64年に英ケンブリッジ大学経済学部を卒業して外務省に入省。

89年文化交流部長、92年経済局長、94年駐ベトナム大使、95年外務審議官兼G7/G8サミット・シェルパ(首相の個人代表)、97年駐韓国大使、99~02年駐フランス大使を歴任。

03年から独立行政法人国際交流基金理事長。

青山学院大学特別招聘教授も務める。

著書は
「グローバリズムへの叛逆」(中央公論新社)
「吉田茂の自問」(藤原書房)
「中国の威信、日本の矜持」(中央公論新社)
「西の日本、東の日本」(研究社)
「パリ名作の旅」(サイマル出版会)
「パリの周恩来」(中央公論新社)
など。


■講演CDの要点

フランシスコ・ザビエルを始め来日した「青い目」の外国人が見た日本観を踏まえ、日本と欧米の文化の違いを、ベテラン外交官が浮き彫りにする。


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国際交流にみる東と西のコミュニケーションギャップ
小倉和夫(国際交流基金理事長)

【2007年04月第1週発売】(収録時間80分)¥3,300円(送料無料・税別)


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