南部鶴彦:クリーンエネルギー国家の戦略的構築 著者【講演CD】


小売り電力の自由化がいよいよ4月から実現するが、安定的な供給は大丈夫か、料金は問題ないのか―電力問題に詳しい学者が、解説し見通す。


講演CDタイトル
電力の小売り自由化迫る〜安定供給・料金は安心出来るのか〜
南部鶴彦氏(学習院大学名誉教授)クリーンエネルギー国家の戦略的構築 著者

 

 

南部鶴彦
南部鶴彦

■講演CDの主な内容

南部鶴彦氏はほぼ30年間にわたり通信や電力問題を研究しています。
小売り電力は今年4月から自由化される。

従来は地域独占により、
その地域の電力会社1社(全国9電力)から供給されることになっていた。
自由化により他業種から電力供給に参入出来ることになった。

既にガス会社や鉄鋼、化学、製紙メーカーなどが参入を表明、
最終的な準備を急いでいる状態である。

南部氏はこうした自由化による安定供給や料金問題に対し
「安心出来ないというのが私の結論だ」と懸念を示した。

その上で「10年後には見直しが必要になる」と予測する。

南部鶴彦
南部鶴彦

電力供給システムには
発電―送電―配電を1社で行う垂直統合型(現在の体制)と
発電と送電を別々に行う発送電分離型の2つの方式がある、
として具体的に説明した。

この両方式で「どちらが良いか標準型はない」とみるが、
米欧では発送電分離型になっているという。
この方式では料金は自由競争になる。

新しい発電会社は
「利益を優先し採算を度外視してまでは供給しないので
電力料金が上昇する」と指摘。

電力が余剰の時は価格が安くなるが
「電力投資を抑えて不足気味にして価格を吊り上げるなど
電力市場の価格が乱高下する」とした。

供給面でも「この方式では安定供給はあり得ない」と言い切るなど、
供給、料金面での不安は避けられないと自由化には批判的だ。

海外の電力実情も紹介しながら
小売り自由化の課題や問題点を指摘した。

南部鶴彦
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【プロフィール】南部鶴彦氏(なんぶ・つるひこ)

1942年生まれ。
1963年東京大学経済学部卒、
73年同大学院経済学研究科博士課程修了、
武蔵大学経済学部助手、講師、助教授などを経て
76年学習院大学経済学部助教授、
78~80年にはルヴァン大学経済学部客員教授、
79年に学習院大学経済学部教授に就任。

2013年退職し同大学名誉教授。

著書は
「クリーンエネルギー国家の戦略的構築」(共著=財界研究所)
「電力自由化の制度設計」(編著=東京大学出版会)
「エナジー・エコノミス」(共著=日本評論社)
など。


■講演CDの要点

小売り電力の自由化がいよいよ4月から実現するが、安定的な供給は大丈夫か、料金は問題ないのか―電力問題に詳しい学者が、解説し見通す。


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電力の小売り自由化迫る〜安定供給・料金は安心出来るのか〜
南部鶴彦(学習院大学名誉教授)

【2016年02月第3週発売】(収録時間80分)¥3,300円(送料無料・税別)


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