中西寛:国際政治とは何か―地球社会における人間と秩序 著者【講演CD】


新進の国際政治学者が、日米同盟強化とアジア外交の強化は両立すると主張し、混迷する日本外交の長期戦略の重要性を明らかにする。


講演CDタイトル
いま日本の長期外交戦略を構築せよ
中西寛氏(京都大学大学院法学研究科教授)国際政治とは何か―地球社会における人間と秩序 著者

 

 

中西寛
中西寛

■講演CDの主な内容

中西寛氏は新進の国際政治学者として最近は
新聞や雑誌などにも積極的に論文を発表しています。

今回の講演では日本の内政状況を踏まえつつ、対米、対アジア外交や
世界政治と日本の対応などについて方向性を示した。

まず昨2005年は日本の内政・外交ともに転機の年だったと位置づける。
昨年9月11日の総選挙で自民党が圧勝し55年体制を終わらせたほか
不良債権処理など負の遺産を清算した。

また人口減少が始まり、外交面でも自衛隊のイラク派遣で
海外派遣に道筋をつけたこと、などを指摘。

小泉外交の基本は「日米同盟の強化であり、
大きな点で日米関係は成功したが、
細部については脆弱性を現した」と、
米国産牛肉の輸入問題の混乱などを挙げた。

また小泉外交は外務省主導から官邸主導となり
外交の柔軟性が出てきたことを評価。

その半面、日中、日韓など東アジア外交の停滞や
日本の国連安保理常任理事国への加盟失敗などに触れ
「詰めの点では十分でない」とした。

「日本の安全保障の基軸は日米関係」との認識を示し、その場合
「互いに使い勝手の良い同盟関係を結べるかが重要」と指摘する。

さらにアジア外交については東アジア共同体構想の意義を説き、
日本はASEANプラス日中韓の枠組みと、これにインド、オーストラリア、
ニュージーランドを加えて、東アジア共同体実現に向けた両輪とすべきという。

世界の中における日本の方向としては環インド洋諸国との連携強化のほか
日本の高度の技術力や文化力を発揮する必要を強調した。

【プロフィール】中西寛氏(なかにし・ひろし)

1962年生まれ。
85年京都大学法学部卒、
87年同大学院修士課程修了、
88―90年シカゴ大学歴史学部博士課程在籍、
91年京都大学大学院博士後期課程を退学し、
同大学法学部助教授。

94-95には文部省在外研究員として
ロンドン経済大学歴史学部、
オーストラリア国立大学アジア太平洋研究所に在籍。
02年から現職。

著書は
「国際政治とは何か―地球社会における人間と秩序」
(中公新書=03年第4回読売・吉野作造賞を受賞)
「新・国際政治経済の基礎知識」=共著(有斐閣)
「日本の安全保障」=同(同)
など。

論文は
「国際政治における軍事力―猛獣は飼いならせるのか」
(外交フォーラム)
「新しい日本外交の基本方針―国際政治秩序の再建に向けて」
(国際問題)
ほか多数。


■講演CDの要点

新進の国際政治学者が、日米同盟強化とアジア外交の強化は両立すると主張し、混迷する日本外交の長期戦略の重要性を明らかにする。


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いま日本の長期外交戦略を構築せよ
中西寛(京都大学大学院法学研究科教授)

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