森谷正規:日本はこれからも経済一流国だ 著者【講演CD】


グローバル時代に加え人口減少が顕著な日本の技術力が問われている。技術評論の講師は「日本の技術力は今も強い」と断言し、その本質を解き明かす。


講演CDタイトル
日本の技術開発力は今でも強い〜強みを生かす3つの戦略〜
森谷正規氏(技術評論家・放送大学名誉教授)日本はこれからも経済一流国だ 著者

 

 

森谷正規
森谷正規

■講演CDの主な内容

森谷正規氏は技術評論の第一人者。

日本の主力産業として日本経済を牽引してきた自動車産業と電機産業。
その明暗を分析した上で今後も強い技術力を維持するための
3つの戦略を提起した。

まず電機産業。
韓国や台湾・中国勢に追い上げられて苦戦を強いられている。
代表例がシャープだ。
台湾の鴻海精密工業の傘下に入って再建を図る。
また東芝などは大幅赤字を余儀なくされている。
森谷氏は「状況が変化した」結果と分析する。

例えば日本が80年代まで世界をリードしていたDRAMは
90年代には韓国のサムスンに負けた。
4つの視点でその要因を指摘する。
①DRAMは装置なので技術流出が生じやすい
②大型コンピューターに使われていたのが
パソコンに使われるようになり性能より低価格を優先した
③液晶ディスプレーがパソコンに使用されサムスンが力をつけた
ことなど。

森谷正規
森谷正規

一方、自動車産業はどうか。
日本の技術力が強いのは丹精を尽くし手間暇かけて丁寧に仕上げ、
皆が協力して働く「共働」の結果と見る。

自動車は走行性能や燃費、デザインなど
丹精と共働が必要な産業であり日本の強みを活かせるという。
日本の技術力が強いのは「開発と生産が一体となっている点」もある。

現場の声が開発部門に届きやすい利点。
ただ「日本は戦略面が弱い」と指摘し
「計画はあっても戦略がない」と言い切る。

日本に合う産業の「相性」についても触れた。

今後の開発の方向としては付加価値生産性の向上を挙げ、
そのためにイノベーションを活かす、
きめ細かなサービスやメンテナンスの重視、
日本の伝統製品(陶器、漆器、木工品、刃物、鉄器など)を活かして
新しいものを目指す必要を強調した。

森谷正規
森谷正規

【プロフィール】森谷正規氏(もりたに・まさのり)

1935年生まれ。
1960年東京大学工学部船舶工学科卒と同時に日立造船入社。
66年に日立造船を退社して東京大学工学部原子力工学科助手、
67年に野村総研に入り産業技術の調査研究を行う。
87年に独立して技術評論活動を本格化。
この間、東京大学先端科学技術研究センター客員教授を経て
1994―2005年放送大学教授。
その後、06年から010年までLCA大学院大学の副学長を歴任。

著書は
「脱原発の是非を問う」(エネルギーフォーラム)
「1ミリシーベルトの呪縛」(同)
「戦略の失敗学」(東洋経済新報社)
「日本はこれからも経済一流国だ」(PHP研究所)
「比較技術でみる産業列国事情」(放送大学双書)
など多数。


■講演CDの要点

グローバル時代に加え人口減少が顕著な日本の技術力が問われている。技術評論の講師は「日本の技術力は今も強い」と断言し、その本質を解き明かす。


【講演CDのご購入はこちら】
日本の技術開発力は今でも強い〜強みを生かす3つの戦略〜
森谷正規(技術評論家・放送大学名誉教授)

【2016年09月第3週発売】(収録時間80分)¥3,300円(送料無料・税別)


  数量  

 


コメントを残す