御厨貴:「質問力」の教科書 著者【講演CD】


衆参のねじれ現象が政治の停滞に拍車をかける現在、政治学者が、「ねじれ」の弊害を指摘し、政治統治機構の課題を分析し正しい方向を示唆する。


講演CDタイトル
日本の政治統治〜ねじれ国会と二院制の功罪〜
御厨貴氏(東京大学名誉教授・放送大学教授)「質問力」の教科書 著者

 

 

御厨貴
御厨貴

■講演CDの主な内容

冒頭で「日本政治の根幹である衆院と参院の二院制、
とりわけ参院が政治のかなり大きな障害となっている」と指摘し、
ねじれ国会の弊害を問題にした。

その上で国会の二院制は
「政治をより慎重に決定して速やかに実行するということ」
と意義づける。

もともと日本の二院制は
「日本人の熱しやすく冷めやすい」性格も考え、
衆院の決定を参院に回して
「待った」をかけるという狙いも戦勝国米国にあったという。

ただ「制度上は衆院が参院より優位にある」との解釈をとる。

このため昭和30年ごろには
「参院は衆院のカーボンではないか」との意見も出たほどだ。

また戦後の吉田内閣時代からわが国の衆参の攻防を振り返り、
特に衆院議席で過半数を制しながら参院選で敗北し、
相次いで首相が退陣に追い込まれるなど政争の具と化した事例を紹介。

ただ小泉首相は参院で郵政民営化法案が否決されると
直ちに衆院を解散して大勝。

御厨氏は「衆院選に勝って参院を屈服させたのは良くない」と語り、
「小泉政権は国会が本来持つ機能を壊した」と批判。

小泉政権以降「参院は反対のための反対だった」とした。
このため「今こそ参院が物事を前に送り出していくことが大事なのに
シャットダウンすることしか考えていない」と参院のあり方を厳しく問う。

その上で今年7月の参院選で
「自民党が勝てば参院の改革をやるべきだ」と
参院改革の必要性を強調した。

御厨貴
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【プロフィール】御厨貴氏(みくりや・たかし)

1951年生まれ。
1975年東京大学法学部卒、
東京大学法学部助手、東京都立大学法学部助教授を経て
88年同大学法学部教授、
89年ハーバード大学イェンチン研究所客員研究員、
97年政策研究大学院大学客員教授、
99年同教授、
2002年東京大学先端科学技術研究センター教授、
06年同大学院工学系研究科建築学専攻兼務。
2012年に退官し東京大学名誉教授、放送大学教授。
TBSテレビ「時事放談」キャスターのほか、
新聞、テレビに度々登場。
日本政治史の権威として知られる。

著書は
「『質問力』の教科書」(講談社)
「知と情―宮沢喜一と竹下登の政治観」(朝日新聞出版)
「権力の館を歩く」(毎日新聞社)
「宰相たちのデッサン―幻の伝記で読む日本のリーダー」(ゆまに書房)
「日本政治外交史―転換期の政治指導」(放送大学教育振興会)
など多数。


■講演CDの要点

衆参のねじれ現象が政治の停滞に拍車をかける現在、政治学者が、「ねじれ」の弊害を指摘し、政治統治機構の課題を分析し正しい方向を示唆する。


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御厨貴(東京大学名誉教授・放送大学教授)

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