黒沢義孝:経済は格付けで動く 著者【講演CD】


「格付け」は今や世界経済を左右する存在として見逃せない。格付けに関する著書で話題を呼ぶ経済学者が、その仕組みや決め方、信用度などを分析し解説する。


講演CDタイトル
世界経済を動かす「格付け」は如何にして決められるのか
黒沢義孝氏(日本大学経済学部教授)経済は格付けで動く 著者

 

 

黒沢義孝
黒沢義孝

■講演CDの主な内容

黒沢氏は格付け問題の第一人者。

欧州債務危機に伴い国債などの格下げが
大きな関心を呼んでいる。

1月13日にはユーロ圏17カ国のうち
9カ国の国債の格付けが一斉に引き下げられた。

格付けは1909年に
米国のジョン・ムーディーズが始めてから
100年の歴史がある。

なぜ格付けが必要なのか。

黒沢氏によると長期資金市場では
信用リスク情報が重要であり、
誰かが格付けをして
社会的な信用リスク情報を出さないと
金融市場が機能しないという。

ただ格付けによって
「景気の振幅が大きくなるなどネガティブ要因もある」
と指摘。

不況のときは国債や社債などの格下げが相次ぎ、
国や企業の資金調達が難しくなる半面、
好景気だと格付けが上がり投資が活発化して
バブルになる懸念もある。

社債、国債、地方債、金融証券化商品など
「償還が契約で決められているものは
格付けが必要」とした。

では世界経済に大きな影響を及ぼす格付けは
どう決められるのか。

定量的手法と定性的手法があるという。

社債の場合は起債会社からの依頼が大部分で、
格付けを依頼されるとアナリストが、
起債企業の長期債務と毎年の返済予定額に対する
償還財源の規模などを調査し
最終的には格付け委員会の合議制で決める。

こうした定量的手法に対し、
主観が入る定性的な判断をどう入れていくかが
キーポイントと指摘する。

一方、国債の格付けは
マクロ経済、財政状況、国際収支、対外債務
などを基に決められるが、
最近は1人当たりのGDPを基準に決める場合が多い。

4万ドル以上がAAAなどとなっている。

また黒沢氏はユーロ圏国債の格下げ背景なども分析した。

黒沢義孝
黒沢義孝

【プロフィール】黒沢義孝氏(くろさわ・よしたか)

1943年生まれ。
67年北海道大学経済学部卒、
同年日本開発銀行(現日本政策投資銀行)入行。

76年から1年間米ブルッキングス研究所に勤務し
77年日本開発銀行設備投資研究所主任研究員、
85年日本格付研究所主席審査役、
88年から2年間米ハーバード大学客員研究員・客員教授、
90年日本開発銀行設備投資研究所主任研究員に復帰。

91年4月から現職。
この間96年から1年間
英ケンブリッジ大学客員研究員・客員教授。

さらにアジア経済研究所・開発スクール大学院客員教授
なども務める。

著書は
「経済は格付けで動く」(中経出版)
「格付け情報のパフォーマンス評価」(梓出版社)
「格付け会社の研究」(東洋経済新報社)
「格付け講義」(文眞堂)
など多数。


■講演CDの要点

「格付け」は今や世界経済を左右する存在として見逃せない。格付けに関する著書で話題を呼ぶ経済学者が、その仕組みや決め方、信用度などを分析し解説する。


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黒沢義孝(日本大学経済学部教授)

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