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講演の要点
今から3年前、私(小山 昇社長)は中途入社に課長達に聞いた。
“新しく入社する中途の人があなたより優秀だったら、
あなたは採用するか、それともしないか? ”
すると、
すばらしい答えが帰ってきた。一人も残らず、採用しないという答えだった。
これがまともな考え方である。
自分より優秀な人が入って、仕事を教えたら、 自分の立場がなくなる。
しかし、それだと会社が成長しない。そこで、必ず人に教える仕組みを作った。
例えば、「九日間の長期有給休暇」
幹部になった人は、 すべに優先して、この休暇をとらなければならない。
会社がつぶれても、 どんな大クレームがあっても、 20年間これをやらなかったことは、1度もない。
休み期間中、e-mailを使って連絡をすると 始末書を書くことになる。始末書1回で賞与が半分減る。
2枚で賞与がゼロ。
9日後、その幹部社員が帰ってきたとき、仕事が問題なく動いてる、
それをみた幹部社員は、初めて素直になれるのだ。
自分がいなくても会社は回ることがわかってはじめて、素直になれる。 だから、社員が成長し、
会社が成長していくのである。
仕組みとは、こういうことなのだ。
私は、ゼロから考えたことは一つもない。 創造してないのだ。すべてマネである。
これが一番のベンチマーキング! 【bench marking】
駄目社長の成功道!『スモール稲盛和夫』に学ぶ!
以下感想です。 ◆駄目社長、駄目社員がどうやって成功したのか?
スリッパー、半ズボンで出勤。
幹部社員16人中、正社員1人、大学卒1人、あとは中途社員。
役員4名は全員アルバイト、中卒部長1人、課長が1人勉強は嫌い、もちろん仕事も嫌い。
その社長も業界の人から「駄目」だと言われたそうです。
さて、あなたならどうしますか?この会社!
◆「仕組み」とは、「しょうがないな」と思わせること!
小山 昇氏は、
型破りの発想とその実践でここ数年前から注目を浴びている「カリスマ中小経営者」です。
2000年度、日本経営品質賞をIBMと一緒に受賞してから、数々雑誌やメディアでも紹介されました。
駄目社長、駄目社員の集団が、小さなNO1、ONLY1になったのです。
私のつたない意見を申し上げますと、中小企業の現状
−例えば、人材不足、資金不足、情報不足−を、しっかり把握し、そこからどう成長していくかを、
一生懸命に考えてこられた方だと思います。
◆「本質を見抜く方法とは?」
−ジャック・ウェルチ、稲盛和夫のやり方−
私は約3年前の講演、そして今回の講演と著書を通じて、
小山 昇氏の考え方は、世界で活躍するGEの元会長ジャック・ウェルチや
京セラの創業者稲盛和夫とそんなにかわらないことに気づきました。
以下、いくつの事例を紹介します。
◆マネをする、上手くいっている他の業界のマネをする。
そして、実践、実践する。
⇒ジャック・ウェルチがGEで実際行っていたベンチマーキング【bench marking】 です。
大まかな戦略が決まったら、GEでは世界で一番上手く行っている事例を研究し、
それを応用し、自社の戦略として盛り込みます。
ベンチマーキング、つまり「ベストに学ぶ」という感が方は、GEだけではなく、
TOYOTA、本田技研などなど、エクセレントカンパニーが日ごろ行っている手法ではないでしょうか。
より根本的なことを申し上げますと、
「あらゆるものはリサイクルされる」というところにたどり着くと思います。
「無から有を創る」といういのは、一つもないです。
この真実にぴったり当てはまる考え方だと思われます。
◆飲み会を定期的に開き、 社員との意見の交換、価値観の共有化を図る。
⇒私が知っている限り、これを一番徹底的に行われてきた会社は京セラでしょう。
創業当時、稲盛さん自らが社員と一緒に飲みながらを、夢の共有を図ったやり方です。
「アメーバ経営」などで有名な京セラは、何より経営理念を徹底的に共有化してきました。
この経営理念が上手に働かないと「アメーバ経営」は実践出来ないからです。
そしてその理念が、人間として「正しい生き方」からはじまるのも、
誰がみても正当化されない理念はいずれ、
崩壊すること、真の自分を磨き上げることにつながらないからだと思います。
◆社長自らの勉強会開催
⇒セブンイレブンジャパンの鈴木 敏文氏、GEのジャック・ウェルチ、稲盛さん、
暦日会で講演なさった松浦元男氏、など、徹底的に社長自らが勉強会を開催し、
そこで社員のレベルアップを図っています。
そのほか、素晴らしい点がたくさんありますが、いままで私が感じてきた小山 昇さんへの感想は、
小山 昇氏には失礼かも知れないですが、『スモール稲盛和夫』のような印象でしょうか。
とにかく一生懸命に勉強なさって、実践している方だと感じます。
あなたが、この組織のトップだったらどうしますか?
社長、部長、いわゆる組織のトップにいる人は、そうではない人と何かが違うと思いませんか?
トップは、「本質を見抜き、理想像を描き、みんなに話し、
そして具体的な行動をする」ことがトップの仕事だと思いませんか?
簡単そうでなかなか実践が難しいかもしれません。
実践しない最大の原因は「忘れるから」だそうです。
忘れないように私は何回も今回の講演を聴いて、理解し、体験していきたいと思います。
そして自分に合う「方法論」を見つけてみたいです。
もちろん、マネ、マネ、そして実践をしていきたいですね。
◆以下、大まかな講演内容をご紹介します。
・社長より低いレベルの社員が集まった。
さて、どうする?
・トイレ掃除でNO1〜なんでもいい、NO1になれること探せ〜
・どうすれば、社員は発言するのか?
・自腹で経営企画会議に参加するアルバイト
・すべては仕組みとパックリ」、創造なんかひとつもない!
・その裏にある原理原則
・社長の頭だけが良くなる駄目会社のパターン
・経営計画書を書く本当に意味
などです。
【プロフィール】
小山 昇(こやまのぼる) |
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1948年生まれ。
東京経済大学卒、日本サービスマーチャンダイザー(現武蔵野の前身)入社、77年に(株)ベリーを設立支社長に。
87年株式会社武蔵野社長に就任、現在に至る。
この間、90年から2年間ダスキンの顧問。
全国の経営者でつくる「経営研究会」を主催。
日本経営品質賞を受賞し、中小企業のIT戦略、経営実践塾、経営計画書セミナーのほか、年間120回以上のセミナーを開催。
著書は
「強い会社をつくりなさい」
(阪急コミュニケーションズ)
「『儲かる仕組み』をつくりなさい」(河出書房新社)
「社長が起こした『情報革命』」(PHP研究所)
「仕事ができる人の心得」(TBSブリタニカ)
など多数。 |
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