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⇒“諸法実相”という生き方〜みそもクソも最高〜(ひろさちや)
【解説】
お釈迦様の時代、ある村に一人の女性がいました。
その女性は、
結婚して8年が経ても子供が出来ませんでした。
やがて子供が生まれましたが、
生後何ヶ月で、突然死んでしまいました。
彼女は、“我が子を生き返らす薬を作ってください”と
町中を歩きながら、叫びました。
ちょうど、その光景をみていたお釈迦様は、彼女に、
“女よ、私がその薬を作ってあげよう。
その材料になるからし種を町の人からもらってきてくれ。
但し、一人の死者も出してない家からではないとだめだ”
と言いました。
彼女は、必死に探しましたが、
人が死んでない家なんかどこにもありませんでした。
『諸法実相』という生き方、考え方は、簡単に説明すると、
“ありとあらゆるものは、そのままで真実であり、最高の価値をもっている。どれ一つ無くていいものは
一つもない”という意味です。
みそはみそのままで素晴らしい
クソはクソのままで最高、
生きている子供は生きているままで素晴らしい
死んだ子供は死んだままで最高、
という新たしい“も・の・さ・し”です。
みんな一番になれない今の時代のシステムの中で、
優等生は劣等生が存在するため、優等生になれる。
だから、
優等生はそのままで素晴らしい
劣等生はクソのままで最高
だと思えるような“も・の・さ・し”を知り、理解し、
その真実に手を合わせることに我々が存在する意味があります。
あなたが今現在まで持っていた“も・の・さ・し”に
もう一本の“も・の・さ・し”を当てはめ、
仏様、神様からいただいた、
この命を正しく全うしようじゃありませんか。
--【編集後記】-------------------------------------------------------
パワーレクチャーの金 南勲です。
ひろさちや氏の講演を聴き終えて、
昔、斎藤一人さんの本に、
“みんな完璧なんだよ。完璧な○(丸)なんだよ。
その○が大きいか小さいか、だけの差なんだよ”
という文章を思い出しました。
いまだに私もよく陥る罠ですが、
なにか自分が足りない、駄目という考えにどっぷりつかるときが
ありますが、ひろさちやさんの講演も斎藤一人さんの本も
我々はありのままで“完璧”だという“も・の・さ・し”は、
自分を支えてくれる無くてはならない意識だと思います。
ひろさちや氏の講演は、
宗教がどうのうこうのと言っている講演ではなく、
『諸法実相』という“も・の・さ・し”で、世間をみて、気持ちよく生きていこうという
趣旨の講演です。
人間は、水、空気、火の中で、特に火であると
表現しているひろさちや氏の講演から、
お釈迦様の『諸法実相』という“も・の・さ・し”を
是非、学んでみてはいかがでしょうか。
エピソード満載で、非常に面白い講演です。
それでは、また。
パワーレクチャー
金 南勲
【プロフィール】
ひろさちや(ひろ・さちや) |
1936年生まれ。60年東京大学文学部インド哲学科卒、65年同大学大学院博士課程修了。
気象大学校講師、助教授を経て同大学教授となり、20年間教壇に立つ。
仏教を中心に宗教を分かりやすく説く。
また「まんだらの会」会長、大正大学客員教授など務める。
著書は「仏教初歩」(すずき出版)
「まんだら人生 上・下」(新潮文庫)
「ひろさちやの般若心経88講」(新潮社)
「仏教の歴史」(全10巻=春秋社)
「愛の研究」(新潮社)
「ポケット般若心経」(講談社)
など多数。
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