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⇒90才になっても覚えている授業〜賢治に学ぶ本物の教育〜(秋山
仁)
【解説】
21世紀に入り、
教育問題は、ますます混乱な状況に陥っている。
小中高では、
“知識の詰め込み式教育”と“知識注入型教育”が
いまだに無意識的に行われている。
教育の3つの要素、
つまり、学力、心、体力、は互いに
密接な関係があるが、“心”は特に大事である。
アメリカの大学で教えた経験から話すと
日本の学生は自立していない。アメリカの学生は自分が
学費を稼ぐのが当たり前で、
その分、講義に出る心構えが根本的に違う。
日本は親が学費を出し、生活費まで援助しているから、
学びへの意欲、努力がアメリカと比べ、衰えている。
大体、日本の高校生のレベルは、先進国でも高い方だ。
なのに、大学に入ると、
真剣に学ぶ、研究する、体験する、ということより
卒業証書さえもらえばと思うが学生が多いのが現状である。
なぜ?こうなってしまったのか。
小中高を通じ、学んだなんとか方程式、定理、熟語は
大学入学と同時にすべて忘れてしまう教育が、
本当の教育なのか。
90才になった宮沢賢治の弟子は、
いまだに60年、70年前の授業内容を興奮しながら語るほど鮮明に覚えている。
生きた教育を実践し国を蘇らせたことで有名な
デンマーク復興の父とよばれるグルントビ博士は、以下のように言った。
“・・・完璧な文法、完璧な学習のみを理想とし
人々の生活やこころを無視していた学校で学んでも
その結果としてそれが自分のために殆ど役に立たなかったことを
我々は経験的に知っている。
たとえ、天使が書いた文章であっても、
それが読み手の生活に溶けこめるもので無い限り、すべて死んだものである”
「いい大学に入らないとあなたの将来はありませんよ」と
よく大人達は言うし、その大人も言われてきた。
その大人達に質問です。
マイナス1×マイナス1は、何故1なのか、
説明できますか?
--【編集後記】-------------------------------------------------------
パワーレクチャーの金 南勲です。
いままでいろんな教育関連の講演を聴いてきましたが、
“教育の本質”を突いている“本物の教育”と言える講演ですね。
収録は、2000年9月ですが、
以前からどうしても気になって、今回はじめて聴いてみました。
90才になっても覚えている授業として
いまだに弟子の方が話している宮沢賢治の教え方には、
ソウル(soul)を感じました。
いくら学生でも、
いまよりちょっと成長した相手として接する、
学生への思いやり、
そして感動と体験としての授業のやり方は、
90才ではなく、魂になっても忘れられない授業だと思いました。
宮沢賢治の“超すごい教え方”を一つご紹介しますと、
例えば、
・煙草を吸う高校生を簡単に止めさせる“ニコチン方程式”の講義
・注連縄(しめなわ)と窒素と豊作の関係
・積分の仕組みがわかるもの作り
についてご紹介したいと思っています。
【こんな方にお勧めします】
・受験勉強がいやでいやでしょうがない学生さん
・我が子を有名な大学に入れようと必死になっているお父さん、お母さん
・本物の教え方を実践したい教師の方
・社員教育に応用したい方
に特にお勧めします。
パワーレクチャー 金 南勲
【プロフィール】
秋山 仁(あきやま・じん)
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1946年生まれ。
69年智大学大学院 数学科を修了。
その後、米ミシガン大学数学客員研究員、
日本医大助教授、東京理科大学教授などを経て、
94年から現職。
文部省教育課程審議会委員、科学技術庁参与なども務める。
専門誌に約80編の論文を発表、啓発書、専門書など約90冊を執筆している。
主な著書は
「秋山仁の放課後無宿」(朝日文庫)
「誰かに解かせたくなる算数・数学の本」(幻冬社)
「成功法則研究」(駿台曜曜社)
「グラフ理論最前線」(朝倉書店)
「初等離散数学」(森北出版)
など多数。 |
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【自己啓発CD・ビジネス・講演CDテープセミナーパワーレクチャー】
●講演テーマ
賢治に学べ! 21世紀の教育
【2000年09月第4週発売】

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