小谷哲男:よくわかる南シナ海 著者【講演CD】


中国の覇権的海洋進出に米国や日本・東南アジア諸国は警戒感を強める。国際問題の専門家が、日米の太平洋戦略の転換を含め中国対策の在り方を指摘する。


講演CDタイトル
中国の覇権的海洋進出〜転換迫られる日米の太平洋戦略〜
小谷哲男氏(日本国際問題研究所 主任研究員)よくわかる南シナ海 著者

 

 

小谷哲男
小谷哲男

■講演CDの主な内容

今週は小谷哲男氏の
「中国の海洋進出と日米の太平洋戦略」についてのお話です。

小谷氏は日米同盟と海洋安全保障が専門で、
日米海洋戦略の見直し論などを主張しています。

冒頭で日本の尖閣諸島周辺における中国の領海侵入、
レーザー照射、防空識別圏設定、
中国戦闘機の日本の偵察機に対する異常接近など
中国の暴挙を列挙し

「アジアで1、2位の経済大国が対立していることは
この地域の国々や世界にとって懸念材料になっている」
とし、日本にとって最大の課題は
「中国の台頭に如何に向き合うかだ」と指摘した。

その対応策として
①台頭する国に追従する
②台頭する国とバランスをとるため自らの国力を増して対抗する
③同じ考えを持つ周辺の国々と連携していくこと
の3点を挙げた。

安倍政権はこの②と③を組み合わせて対応していると高く評価した。

小谷哲男
小谷哲男

中国の海洋進出の背景としては冷戦終結により対ソ警戒が薄れたこと、
経済発展により海の重要性が強まったことを挙げ、
更に尖閣諸島に対する強硬姿勢は
「中国国内の権力闘争の現れ」と語り、
国内情勢が大きな要素になっているとした。

また中国の南沙諸島に対する攻勢は
「力の空白に乗じたもの」と分析し、
ベトナム、フィリピン、米国などの撤退に乗じたものと見る。

ただ、その後、オバマ米大統領のアジア回帰政策を受けて
逆に中国が対抗して強硬策に出ていることは注意すべきとした。

また中国は石垣島や宮古島など長い滑走路のある島を
「不沈空母」と位置付けて占拠を狙ってくる可能性を挙げ
「日本は尖閣諸島だけでなく
これら南西諸島の防衛にも力を入れるべきだ」と強調し、
安倍政権が進める南西諸島防衛政策を支持した。

小谷哲男
小谷哲男

【プロフィール】小谷哲男氏(こたに・てつお)

大阪教育大学教養学部卒、
同志社大学大学院アメリカ研究科修士課程修了、
同大学院法学研究科博士課程を単位取得退学。

ヴァンダービルト大学日米センター研究員、
海洋政策研究財団研究員、
岡崎研究所研究員を経て
2012年に日本国際問題研究所に入り
014年から同主任研究員。

他に平和・安全保障研究所研究員や法政大学兼任講師などを務める。

著書は
「アジアの安全保障」(共著=朝雲新聞社)
など。
他に英文による著書も多数。


■講演CDの要点

中国の覇権的海洋進出に米国や日本・東南アジア諸国は警戒感を強める。国際問題の専門家が、日米の太平洋戦略の転換を含め中国対策の在り方を指摘する。


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中国の覇権的海洋進出〜転換迫られる日米の太平洋戦略〜
小谷哲男(日本国際問題研究所 主任研究員)

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