鬼頭宏:人口から読む日本の歴史 著者【講演CD】


人口動態を歴史的視点で捉えて現在の人口減少問題を多角的に分析。人口減少は日本の失敗ではなく「日本文化の成熟」を意味するとして、過去の事例を研究して対応すべきと指摘。


講演CDタイトル
人口減少問題を歴史的視点で考える
鬼頭宏氏(上智大学経済学部教授)人口から読む日本の歴史 著者

 

 

鬼頭宏
鬼頭宏

■講演CDの主な内容

鬼頭氏は歴史人口学の分野を研究しており、
人口減少問題も長いスパンで分析する。

鬼頭氏は
「過去の時代の歴史を研究することで今何が起きているのか。
人口減少問題も別の角度から見ることが出来る」
という。

少子化による人口減少がどうして起きるのか、
産業文明の成熟化と合わせて考え、
歴史的に日本の人口がどう変化したかも明らかにした。

その上で人口減少にどういう対策が必要かなどを語った。

日本の人口は出生率の低下により2008年をピークに減少し
2060年には8千700万人を割り、
2110年には4千300万人を割るとの予測調査を紹介。

鬼頭宏
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特に労働力人口の減少は経済力の衰えを招くと指摘し、
その要因として2つの歪みを挙げた。

第1は超高齢化による働き盛りの人口減少。
第2は地域人口分布の歪み。

例えば東京一極集中で総人口の4分の1が
東京圏に集中していることも問題とした。

1974年に出生率が2を割り込み少子化現象が表面化した。

人口維持のためには出生率は2.1以上が必要だが、
近代化が進み社会が豊かになると出生率は落ちると分析。

日本だけの現象ではなく韓国、台湾、シンガポールなど
東南アジア諸国やドイツやイタリアなど欧州でも
その傾向が続いているという。

ただ人口減少は日本が失敗したからではなく
日本文化が成熟した結果であり、悲観ばかりせず
「過去の事例をよく研究して対応する必要」を説いた。

鬼頭宏
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【プロフィール】鬼頭宏氏(きとう・ひろし)

1947年生まれ。
69年慶応大学経済学部卒、
74年同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。

80年上智大学経済学部専任講師、助教授を経て
89年から同教授。

2005年から012年まで同大学院地球環境学研究科教授兼任、
07年地球環境研究所所長、
011年研究機構常設研究部門長のほか
社会保障審議会人口部会委員、国土審議会特別委員なども歴任。

著書は
「世界と日本の人口問題」全5巻監修(文研出版)
「2100年、人口3分の1の日本」(メディアファクトリー)
「文明としての江戸システム」(講談社)
「人口で見る日本史―縄文時代から近未来社会まで」(PHP研究所)
「人口から読む日本の歴史」(講談社学術文庫)
など多数。


■講演CDの要点

人口動態を歴史的視点で捉えて現在の人口減少問題を多角的に分析。人口減少は日本の失敗ではなく「日本文化の成熟」を意味するとして、過去の事例を研究して対応すべきと指摘。


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人口減少問題を歴史的視点で考える
鬼頭宏(上智大学経済学部教授)

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