北岡伸一:国連の政治力学―日本はどこにいるのか 著者【講演CD】


昨年まで約2年半、国連の外交舞台で日本政府次席代表として活躍。国連改革の課題や日本の安保理事国入りの挫折などを分析し日本外交の在り方を示す。


講演CDタイトル
日本の国連外交と安保理常任理事国入り問題
北岡伸一氏(東京大学大学院教授・前国連日本政府代表部次席代表)国連の政治力学―日本はどこにいるのか 著者

 

 

北岡伸一
北岡伸一

■講演CDの主な内容

北岡 伸一氏は
日本政治外交史を研究し、昨年まで2年間、
国連の舞台で日本政府次席代表として活躍。

国連の役割について北岡氏は
「国連は国際社会の意思を決めるところであり、
国際社会の意思決定で一番重要なのは国連」 と位置づける。

国連の日本政府代表部は
50人の外交官と現地採用50人の計100人の陣容。

アメリカ代表部の外交官は130人で最も多く、
次いでロシア、中国の順で日本は4番目という。

国連では総会と安保理がそれぞれ並立した機関だが、
最も重要なのは安保理構成の15カ国。

ただ同じ安保理事国でも
「常任理事国5カ国と他の理事国とは大きな差がある」と説明。

イギリスやフランスなど国の規模は余り大きくないのに
「常任理事国ゆえに外交能力がある」 という。

日本はここ1、2年、常任理事国入りを目指したが失敗した。
北岡氏は失敗理由として

①アフリカ諸国を味方に出来なかった
②中国の反対
③日本の外相が国会の制約などで各国を回れず、
アメリカまでも日本案に反対したこと

を挙げた。
特にアフリカの反対が響いたと分析。

日本国内にある常任理事国になって何が出来るのか、
との疑問に対し、北岡氏は
「決議案交渉に参加することで日本の意思をそこに反映できる」
とし、 こうした文言づくりも大事という。

日本の人間安全保障などの活躍には定評があり、
卑下することなく、 こうした実績をバックに
常任理事国入りを目指して運動すべきであると強調した。

北岡伸一
北岡伸一

【プロフィール】北岡伸一氏(きたおか・しんいち)

1948年生まれ。
71年東京大学法学部卒、
76年9月東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、
法学博士。

76年から立教大学法学部講師、助教授を経て
81-83年にはプリンストン大学客員研究員、
85年立教大学法学部教授、
97年から東京大学法学部教授。

2004年から日本政府国連代表部次席代表、
06年9月に東大法学部教授に復帰。

著書は
「国連の政治力学―日本はどこにいるのか」(中央公論新社)
「清沢洌―外交評論の運命」(同)
「日本の自立―対米協調とアジア外交」(同)
「独立自尊―福沢諭吉の挑戦」(講談社)
など多数。


■講演CDの要点

昨年まで約2年半、国連の外交舞台で日本政府次席代表として活躍。国連改革の課題や日本の安保理事国入りの挫折などを分析し日本外交の在り方を示す。


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日本の国連外交と安保理常任理事国入り問題
北岡伸一(東京大学大学院教授・前国連日本政府代表部次席代表)

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