木宮正史:韓国―民主化と経済発展のダイナミズム 著者【講演CD】


朴槿恵大統領の疑惑をめぐり韓国政治は建国以来の混乱状態にある。韓国政治の研究者がこの政治的混乱の現状を分析し今後の日韓関係のありようを探る。


講演CDタイトル
韓国政治の現状と今後の日韓関係
木宮正史氏(東京大学大学院総合文化研究科教授)韓国―民主化と経済発展のダイナミズム 著者

 

 

木宮正史
木宮正史

■講演CDの主な内容

今週は木宮正史氏の
「韓国政治と日韓関係」についてのお話です。
木宮氏は韓国高麗大学大学院の博士課程を修了するなど
韓国政治の専門家。

その韓国。
朴槿恵前大統領が国会の弾劾訴追を受け
今年3月には憲法裁判所から任期途中で憲政史上初めて
罷免され失職。

更には収賄容疑で逮捕されるなど
政治的・社会的混乱に陥っている。

現在、5月9日の大統領選に向けて
安哲秀候補(国民の党)と
文在寅候補(共に民主党)らが最後の接戦を展開中。

木宮氏によると、韓国の政治は保守対進歩に分かれているが、
これは日本の保守対革新の対立とは異なる。

木宮正史
木宮正史

左派の進歩派は反日、反米、親中、親北と見られがちだが
米韓同盟が不要とか米軍は出ていけといった声はない。

また保守派も親日と見られないように
対日批判をしているという事情がある。

それだけ対日関係では「歴史認識」や領土問題が
保守、進歩双方ともに重くのしかかっていることを意味するといえる。

韓国の政治では世代間あるいは地域主義に基づく要素が強い。
保守派の支持層は50代以上が多く、
30代以下は進歩派の支持が多いという。

特に
「世代間の亀裂は大きく、これを放置すると深刻な問題になる」と指摘。

また韓国では政治に対する期待が高いだけに、
その分「政治に厳しく当たる」傾向が強いのも事実だ。

いま核・ミサイル発射に狂奔する北朝鮮対策が喫緊の課題だ.が、
これには「日米韓の協力が必要」と強調。

対中国問題では
「中国傾斜が如何にリスクを伴うか」をいま韓国は痛感しているが、
木宮氏は「中国と敵対関係になるべきではない」との考えを示した。

木宮正史
木宮正史

【プロフィール】木宮正史氏(きみや・ただし)

1960年生まれ。
東京大学法学部卒、
同大学院法学政治学研究科修士課程修了、
博士課程単位取得退学。

その後、韓国高麗大学大学院博士課程修了(政治学博士)。
法政大学法学部助教授を経て、
東京大学大学院総合文化研究科助教授、
准教授を経て現在教授。
韓国学研究センター長も務める。

この間、ハーバード大学訪問研究員、
東京大学大学院情報学環教授、
現代韓国研究センター長を歴任。

著書は
「国際政治の中の韓国現代史」(山川出版社)
「韓国―民主化と経済発展のダイナミズム」(筑摩書房)

この他、韓国語による
「朴正煕政府の選択:1960年代輸出志向型工業化と冷戦体制」
「日本の韓半島外交:脱植民地化、冷戦体制、経済協力」や
日韓関係に関する編著も多数。


■講演CDの要点

朴槿恵大統領の疑惑をめぐり韓国政治は建国以来の混乱状態にある。韓国政治の研究者がこの政治的混乱の現状を分析し今後の日韓関係のありようを探る。


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韓国政治の現状と今後の日韓関係
木宮正史(東京大学大学院総合文化研究科教授)

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