川北良造:木と生きる、木を生かす―木地師千年の知恵と技 著者【講演CD】


人間国宝に認定された漆器作家が、生き物である木を活かしきって作る漆器を通して、千年のモノづくりで蓄えた知恵と技を語る。


講演CDタイトル
木が命の漆器づくりで育んだ知恵と技
川北良造氏(人間国宝・重要無形文化財保持者)木と生きる、木を生かす―木地師千年の知恵と技 著者

 

 

川北良造
川北良造

■講演CDの主な内容

川北良造氏は人間国宝として石川県・山中漆器づくりに取り組み、
日本の伝統技術の発展に貢献。

講演では「漆器塗りが本命ではなく木を削り、そこにデザインをしつらえるのが
私の仕事」と謙虚に語り、父親に連れられて山に入り、
いい木を探して伐採した駆け出しの頃を振り返りながら、木の魅力を淡々と説く。

古代から木の特性を見抜いて、用途に応じて生活の場に
活用してきた「先人の英知には頭が下がる」という。

古代エジプト時代や弥生時代から木がどういう形で活用されてきたかを具体的に紹介し、
漆器づくりの材料となる木の特性について説明しています。

槙(まき)や欅(けやき)、桧、桐などの特徴は目を見張るばかり。
古代には棺などに使われた槙の木は切った後何千年も長持ちすることに
川北氏自身が「驚嘆」し、桧の保温性(湯船などに使用)、
桐の耐久性(金庫・箪笥などに活用)を見抜き、
用途に応じて木の特徴を生かしたことがよくわかる。

「木には品格があり、相応の使い方がある」という。

お椀やお盆などの漆器には欅や桜、栃の木などを活用するというが、
もっとも適した木を探し求めて山々を歩き、いい樹木を見つけて喜びを語る。
「お椀は日本の文化。実際にこれを作ってみて初めて先人のすごさを知った」という。

漆の品質を確かめるために「掘り立ての漆を舌に乗せて良し悪しを試すと、
清々しい芳香が口中に広がる」と語るあたり、
まさに漆器作家として作品づくりにかける情熱が読み取れます。
その言葉には味わい深い含蓄があります。

【プロフィール】川北良造氏(かわぎた・りょうぞう)

1934年生まれ。
50年に父造一から山中漆器ろくろ挽物技術を修得。
以後山中漆器挽物の秀作を世に出し続ける。

62年第9回日本伝統工芸展に初出品入選により03年第50回展まで42回入選を果たす。
64年日本工芸会正会員認定。
その後、日本伝統工芸展の日本工芸会賞など数々の賞を受賞。

94年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。
金沢美術工芸大学客員教授、山中漆器ろくろ技術保存会会長、
石川県県立山中漆器産業技術センター所長など要職多数。
99年には紫緩褒章を受賞。

著書は
「木と生きる、木を生かす―木地師千年の知恵と技」(祥伝社)
など。


■講演CDの要点

人間国宝に認定された漆器作家が、生き物である木を活かしきって作る漆器を通して、千年のモノづくりで蓄えた知恵と技を語る。


【講演CDのご購入はこちら】
木が命の漆器づくりで育んだ知恵と技
川北良造(人間国宝・重要無形文化財保持者)

【2005年02月第4週発売】(収録時間80分)¥3,300円(送料無料・税別)


  数量  

 


コメントを残す