川合伸幸:ヒトの本性 なぜ殺し、なぜ助け合うのか 著者【講演CD】


人は生まれつき他人と助け合い共感し合う性質を持つ半面、残忍性も併せもつと分析する実験心理学者が、動物の行動と比較しながら人間の二面性を衝く。


講演CDタイトル
「ヒトの本性」〜なぜ凶暴性と助け合う心を併せ持つのか
川合伸幸氏(名古屋大学情報科学研究科准教授)ヒトの本性 なぜ殺し、なぜ助け合うのか 著者

 

 

川合伸幸
川合伸幸

■講演CDの主な内容

川合伸幸氏はヒトと動物との行動を比較する研究をしており、
比較認知科学・実験心理学の専門家。

近著「ヒトの本性」が関心を呼ぶ。

まずヒトと動物の違いについて「同種族の仲間を殺すのはヒトだけ。
動物は生きるために最小限しか他の仲間を殺さない」。
ヒトは動物と同じように殺し合うが「抑止する武器」を
発達させなかった。

しかし「ヒトは他者の心を分かる心の理論を持っている。
仲間の心が分かるのはヒトだけ」と報告した。

更にヒトは
「生まれつき他者を助けようとする性質を持っている」という。

川合伸幸
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親と子供の関係やテレビなどからヒトの本性を見ると
①親が体罰を与えると子供は益々暴力を振るうことになる
②幼い頃に家庭内での暴力を見ていると小学生になる頃には暴力的になる
③3歳の時に親に叱責された子供は翌年には他の子供に対して攻撃的になる
④ビデオの暴力シーンを見ても子供が暴力的になるということはない
と指摘。

半面、テレビやビデオゲームも良い面もあり
「テレビなどを通じて友情や正義について学ぶことが出来る」と語り、
テレビやビデオゲームが全て悪いとはいえないとした。

男性と女性の攻撃性の違いにも触れ
「男性の攻撃性は外に向けられるが、
女性の場合は相手を仲間外れにする」という。

例として子供の頃の「資源」を取り合う違いを紹介。

最後に「ヒトは生まれつき他人と助け合い共感し合う」と指摘し、
生後6カ月の赤ちゃんでもヒトを助ける心を持っていると、
人間の助け合う心の特性を強調した。

川合伸幸
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【プロフィール】川合伸幸氏(かわい・のぶゆき)

1966年生まれ。
関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。

日本学術振興会特別研究員、
京都大学霊長類研究所研究員を経て現職。

専攻は比較認知科学・認知科学・実験心理学。
国立精神・神経医療研究センター客員研究員、文部科学省、
科学技術・学術政策研究所専門調査員なども務める。

2005年には文部科学大臣表彰・若手科学者賞、
010年日本学術振興会賞、
015年日本学術振興会科学研究費補助事業審査委員表彰など多数受賞。

著書は
「ヒトの本性 なぜ殺し、なぜ助け合うのか」(講談社現代新書)
「心の輪郭~比較認知科学から見た知性の進化」(北大路書房)
「心の進化」(共著=岩波書店)
など。


■講演CDの要点

人は生まれつき他人と助け合い共感し合う性質を持つ半面、残忍性も併せもつと分析する実験心理学者が、動物の行動と比較しながら人間の二面性を衝く。


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「ヒトの本性」〜なぜ凶暴性と助け合う心を併せ持つのか
川合伸幸(名古屋大学情報科学研究科准教授)

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