河合幹雄:安全神話崩壊のパラドックス―治安の法社会学 著者【講演CD】


定評ある日本社会の安全神話は崩壊したのか。犯罪急増・凶悪化の陰に潜む真実を、治安の法社会学の見地から検証する。


講演CDタイトル
日本の安全神話は崩壊したのか〜犯罪の急増・凶悪化の真実は〜
河合幹雄氏(桐蔭横浜大学法学部教授)安全神話崩壊のパラドックス―治安の法社会学 著者

 

 

河合幹雄
河合幹雄

■講演CDの主な内容

河合幹雄氏は京都大学の理学部生物系卒業の後、
文学部で社会学、法学部で法社会学を学ぶなどユニークな学歴の持ち主です。

講演では統計から見た犯罪の実態や犯罪に至る要因、
さらにはその防止策などを語っています。

同氏によると、96、7年から犯罪が増え、
特に治安悪化が言われたのは「2000年代に入ってから」だという。

ただ「統計上は殺人事件などは増えておらず、
この10年ぐらいは横ばい傾向にある」と説明。

半面、少年などによる突飛な強盗事件が増えており、
最近は特に郊外の住宅地での犯罪増が目立つという。

また河合氏が問題視するのは警察の検挙率の急速な低下だ。
かつて約60%あった検挙率が80年代終わりには30%台に落ち、
2000年代には20%まで急速に低下しているという。

「この検挙率はアメリカ並み」で、警察力の低下の現われだと見る。

特に地域社会の境界が消滅し、深夜営業のコンビニなどの普及で
昼夜の境が壊れた結果、地域の人間関係が希薄化し、
住民の協力が得られにくいことも犯罪の温床となり、
検挙率の低下にもつながる一因、とした。

このため地域共同体の存続による人間関係の回復が防犯対策上重要となる、と説く。

また最近目立つ外国人犯罪については
「全体の4%に過ぎず、それほど問題ではない」との認識を示したのは、
意外な感じである。

【プロフィール】河合幹雄氏(かわい・みきお)

1960年生まれ。
京都大学理学部生物系卒、文学部で社会学を学んだ後、
法学部大学院で法社会学専攻。
パリ第二大学留学、京都大学法学部助手を経て現職。

「社会統制と法」「個人主義と法」をテーマに研究に取り組む。

著書は
「安全神話崩壊のパラドックス―治安の法社会学」(岩波書店)
「体制改革としての司法改革」(共著=信山社出版)

翻訳に
アントワーヌ・ガラポン著「司法が活躍する民主主義―司法介入の急増とフランス国家のゆくえ」
(勁草書房)など。


■講演CDの要点

定評ある日本社会の安全神話は崩壊したのか。犯罪急増・凶悪化の陰に潜む真実を、治安の法社会学の見地から検証する。


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日本の安全神話は崩壊したのか〜犯罪の急増・凶悪化の真実は〜
河合幹雄(桐蔭横浜大学法学部教授)

【2005年10月第4週発売】(収録時間80分)¥3,300円(送料無料・税別)


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