川田順造:日本を問い直す 著者【講演CD】


国内外の混沌とする世情の中で人類の未来はどうなるのか。人類学の第一人者が、現代社会の諸課題を検証しつつ人類の未来について考え深く洞察する。


講演CDタイトル
混沌のなか人類の未来を考える〜地球や他者への「おごり」を自覚せよ!〜
川田順造氏(人類学者・神奈川大学特別招聘教授)日本を問い直す 著者

 

 

川田順造
川田順造

■講演CDの主な内容

川田順造氏は日本と異なる文化を探求して
アフリカとフランスに通算9年半滞在して研究。

日本を含む「文化の三角測量」という考えを提唱し、
その成果を日本語や英仏語で発表して注目される。

講演ではまず人類の在り方を前提として
グローバル化問題から始めた。

現在のグローバル化は歴史的に考察すると
4回目になると指摘する。

川田順造氏によると地球規模による
1回目のグローバル化は
15世紀末のスペイン、ポルトガルによる中米などへの
宗教的、商業的活動を背景としたもの。

大航海時代のコロンブスの米大陸発見も含まれる。
ポルトガルやスペインが
日本に南蛮文化を持ち込んだのもこの時期である。

川田順造
川田順造

2回目のグローバル化は19世紀後半にかけての
ヨーロッパによる非西洋世界の植民地化の時代。
拡張の主体は独立間もないアメリカやロシアが対象となる。

この動きは岩倉具視らの欧米視察団にも影響を与え、
その後の日本の軍事力強化や
「脱亜入欧」的思考を刺激したという。

3回目は第2次大戦後のアメリカの経済力を背景としたグローバル化。
技術の進歩や資源の大量消費、情報力などによる
市場原理が進んだと分析する。

現在は4回目のグローバル化時代に入り、
人類の環境問題などが浮上。

また地域特有の文化が失われる傾向を懸念し
「世界文化遺産の保存や無形文化財を広める必要がある」
と訴える。

日本独特の桶屋の消滅などを嘆き、
同時にアフリカでの「闇のなかの自身の声」など体験談を紹介した。

「今は他者への思いやりや関心が欠けている。
人との繋がりを活発にすれば未来へのかすかな期待が持てる」
と人類のありように警鐘を鳴らした。

川田順造
川田順造

【プロフィール】川田順造氏(かわだ・じゅんぞう)

1934年生まれ。
58年東京大学教養学部教養学科文化人類学分科卒。

パリ第5大学で民俗学博士となり、その後、
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授、
国立民族学博物館併任教授、
広島市立大学国際学部教授、
神奈川大学大学院特任教授などを経て
現在は神奈川大学特別招聘教授、
同大学日本常民文化研究所客員研究員。

1991年フランス学士院フランス語圏大勲章、
2009年日本政府による文化功労者、
2010年アフリカのブルキナファソ政府の学術文化功労賞を受賞。

著書は
「富士山と三味線―文化とは何か」(青土社)
「日本を問い直す―人類学者の視座」(同)
「文化を交叉させる―人類学者の眼」(同)
「曠野から―アフリカで考える」(中公文庫)
「人類の地平から」(ウエッジ)
「<運ぶヒト>の人類学」(岩波新書)
など多数。


■講演CDの要点

国内外の混沌とする世情の中で人類の未来はどうなるのか。人類学の第一人者が、現代社会の諸課題を検証しつつ人類の未来について考え深く洞察する。


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川田順造(人類学者・神奈川大学特別招聘教授)

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