伊藤さゆり:現代ヨーロッパ経済論 著者【講演CD】


深刻な欧州債務危機問題。EUの結束は大丈夫なのか。ユーロの価値は維持できるのか。ユーロ問題の専門家が欧州債務危機の背景を解説し今後の展開を読む。


講演CDタイトル
欧州債務危機〜EU及びユーロの行方
伊藤さゆり氏(ニッセイ基礎研究所主任研究員)現代ヨーロッパ経済論 著者

 

 

伊藤さゆり
伊藤さゆり

■講演CDの主な内容

伊藤さゆり氏はEUやユーロ問題に精通し、
今回の欧州債務危機についても現地を訪ねて
深く分析・研究しています。

欧州債務危機は
「2012年の世界経済の最大のリスク」と位置づけ、
その本質を分析した。

特徴として2つのキーワードを挙げる。
伝播と相互作用だ。

今回の危機の発端はギリシャが多額の借金を抱え
政府の信用不安を招いたこと。

これがユーロ圏を中心に各国に伝播し
危機を増幅した。

同時にギリシャ政府の危機は
財政、金融、経済の相互作用によって
危機が拡大したと分析する。

ユーロ危機の背景としてユーロ相場が国によって
強弱に分かれたことも一因と指摘。

ギリシャ、ポルトガル、イタリアなどは
ユーロ相場が割高で競争に勝てず輸出が低迷。

逆にドイツなどはユーロの割安で輸出も増え
経常収支が黒字となるなど有利に作用。

その結果、国によって格差が生じ、
財政事情の弱い国は債務危機に陥った。

政治的、財政的な統合を進め、
賃金や労働移動など市場メカニズムが整っていれば
今回の危機は回避できたとの見方がある一方で、
各国の事情が異なっており
回避は難しいとの意見もあるという。

ユーロ圏の政治統合を指摘する意見に対し、
伊藤氏は危機拡大の最大の原因は
「危機対応が遅すぎること」と批判した。

対応策としては一連の制度改革で
財政規律を厳格にして危機管理を強化し
ユーロの存続を図る必要があると主張。

ユーロ圏から離脱する国が出ると
ユーロの分断も懸念されるだけに
「制度改革を強化し
ユーロ圏の格差を埋めるためには
成長戦略での対応が重要」と力説した。

伊藤さゆり
伊藤さゆり

【プロフィール】伊藤さゆり氏(いとう・さゆり)

1987年早稲田大学政治経済学部卒と同時に
日本興業銀行(現みずほ銀行)に入行、
調査部シニアエコノミストを経て、
2001年ニッセイ基礎研究所に入社。

03年から主任研究員。
この間、05年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。
11年から獨協大学非常勤講師も務める。

著書は
「現代ヨーロッパ経済論」(ミネルヴァ書房)
「現代の金融」(共著=昭和堂)
など。
他に経済誌に論文多数。


■講演CDの要点

深刻な欧州債務危機問題。EUの結束は大丈夫なのか。ユーロの価値は維持できるのか。ユーロ問題の専門家が欧州債務危機の背景を解説し今後の展開を読む。


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伊藤さゆり(ニッセイ基礎研究所主任研究員)

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