井上寿一:危機のなかの協調外交 著者【講演CD】


日本の政治は将来、本格的な2大政党制が根付くのか、議院内閣制が持続するのか、大統領型首相が実現するのか。政治外交史専門家が国家的視点で展望する。


講演CDタイトル
日本の政治の将来を考える〜高まる大統領型首相待望論〜
井上寿一氏(学習院大学学長)危機のなかの協調外交 著者

 

 

井上寿一
井上寿一

■講演CDの主な内容

今週は井上寿一氏の
「日本政治の将来と大統領型首相待望論」についてのお話です。

井上氏は日本政治外交史が専門で、
政治のあり方について複眼的に深く論じています。

「大統領型首相」については
「議院内閣制でも国民の支持が高ければ
議会を超えて直接国民と結びつき、
行政権の強い指導力を発揮できる首相」と説明し
「国民はこうした大統領型首相を待望している」と指摘した。

その上でこの大統領型首相待望論の背景を国内政治、
国際政治の両面から解説した。

国内政治の側面では2001年の小泉内閣の誕生による
小泉首相の分かり易いワンフレーズ演説で国民の共感を呼ぶ。

しかも自民党内の抵抗勢力を巧みに使うことにより
国民は小泉首相に大統領型首相を期待した。

さらにメディアを利用して政治を動かす手法も注目された。

衆参で単独過半数を取れない
自民党政治の限界も背景に挙げた。
(現在自民党は衆院で単独過半数)

井上寿一
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国際的な側面では米ソを中心とした
冷戦の終結で国際政治がどうなるか
国民に不安感が生じ
「強いリーダーシップを望むようになった」と分析。

さらにグローバル化が進んだ結果、
世界共通の問題に日本も協力する必要があり、
迅速果敢に政策を決定できる
大統領型首相待望論が出てきた、とみる。

最近の国内政治や中国の台頭で
緊張高まるアジア情勢なども踏まえて
「日米同盟を基軸としながら
近隣諸国やロシアとの関係改善」を求める。

今後は日本も
「議院内閣制でも大統領型首相になっていくのではないか」
と期待を寄せた。

井上寿一
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【プロフィール】井上寿一氏(いのうえ・としかず)

1956年生まれ。
一橋大学社会学部卒、
同大学院法学研究科博士課程を単位取得退学し、
その後、学習院大学法学部教授を経て
2014年から学習院大学学長。

著書は
「危機の中の協調外交」(吉田茂賞など受賞)
「吉田茂と昭和史」
「戦前昭和の国家構想」
「政友会と民政党」
「第一次世界大戦と日本」
など多数。


■講演CDの要点

日本の政治は将来、本格的な2大政党制が根付くのか、議院内閣制が持続するのか、大統領型首相が実現するのか。政治外交史専門家が国家的視点で展望する。


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日本の政治の将来を考える〜高まる大統領型首相待望論〜
井上寿一(学習院大学学長)

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