速水融氏:歴史人口学研究―新しい近世日本像 著者【講演CD】


歴史学研究の権威で文化勲章受章者が、歴史から何を学び、それを現代にどう応用し活用するかを深く説き起こす。歴史学の「真髄」が聞けます。


講演CDタイトル
歴史のなかで歴史を学び、現代にどう生かすか
速水融氏(文化勲章受章者・慶応大学名誉教授)歴史人口学研究―新しい近世日本像 著者

 

 

速水融
速水融

■講演CDの主な内容

速水氏は経済学者で歴史学研究者でもあり、
日本に歴史人口学という新しい学問領域を
導入したことで知られています。

講演では戦前・戦中・戦後の歴史的転換期における
自分史を振り返り、その後、留学した
欧州で新しい学問領域である
歴史人口学との出合いと研究について語った。

歴史人口学は主に庶民の歴史的な変遷について
出生、結婚、出産などの調査を通じて
人口動態を調べる研究とされる。

日本では速水氏が江戸時代以降の調査を続け、
系統化した。

まず自分史について語る。
速水氏の最初の記憶が2.26事件という。

その日、昭和11年(1936年)2月26日は
雪で幼稚園に行ったが直ぐ帰宅させられた。

これは「長い人生の中で一つのメモリーとなった」
と振り返る。

中学時代の勤労動員や
敗戦後の大学生活を経て体験した
欧米留学が「人生の一つの転換期になった」という。

歴史人口学という学問は
フランスのルイ・アンリ博士が始めたと紹介。

速水氏はその学問を日本で研究することになるが、
日本での関心は薄く「相手にされなかった」。

その後、米国の国際経済史学会に招かれて
日本の事例を発表。

その論文がフランスの著名な歴史学者に注目され
仏の学術雑誌に紹介。

それを契機にケンブリッジ大学で研究し、
日本でも認知されるようになる。

これら研究を通じて
「学問は一人で出来るものではなく、
一人一人が積み上げていくことが大事」と説く。

その上で歴史というものは日本に限定せず
広い視野で見ることが重要と語り、現代への教訓とした。

速水融
速水融

【プロフィール】速水融氏(はやみ・あきら)

1926年生まれ。
50年慶応大学卒、
日本常民文化研究所や慶応大学助教授などを経て
67年から89年まで慶応大学教授。

その後、国際日本文化研究センター教授、
麗澤大学国際経済学部教授を歴任。
現在は慶応大学名誉教授。

この間、63~64年には慶應義塾福澤基金で欧州に留学し、
そこで歴史人口学という学問に出合い、
日本で研究を続けて定着させる。

2000年に文化功労賞、
2009年にはその学問の功績で文化勲章を受章。

著書は
「歴史学人口学研究―新しい近世日本像」(藤原書店)
「日本を襲ったスペイン・ インフルエンザ一人」(同)
「歴史人口学で見た日本」(文春新書)
「江戸農民の暮らしと人生―歴史人口学入門」(麗澤大学出版会)
など。


■講演CDの要点

歴史学研究の権威で文化勲章受章者が、歴史から何を学び、それを現代にどう応用し活用するかを深く説き起こす。歴史学の「真髄」が聞けます。


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速水融(文化勲章受章者・慶応大学名誉教授)

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