原田泰氏:長期不況の理論と実証 著者【講演CD】


経済政策を長く担当してきたエコノミストが、日本経済の実態を診断し、「失われた10年」の停滞期を脱するための課題を解説する。


講演CDタイトル
日本の「大停滞」は終わったのか
原田泰氏(大和総研チーフエコノミスト)長期不況の理論と実証 著者

 

 

原田泰
原田泰

■講演CDの主な内容

原田泰氏は経済企画庁や財務省、内閣府で長く経済政策の立案に携わり、
官庁エコノミストとして活躍。

この講演では長期の大停滞がなぜ起きたのかを理解する上で、
まず現在の経済状況について分析。

先の7―9月期のGDP速報を踏まえ
「最近、成長が減速していることは事実」としながらも
「公共事業支出がマイナスの中で景気が回復していることは
民需主導の自律的回復を意味する」との認識を示す。

その上で90年代の大停滞がなぜ起きたかを解く。
バブルの崩壊説、構造改革の遅れ説などを論破した後、
原田氏はその原因を「日本の実質賃金が不況下でも上昇し、
雇用が減少したこと」を挙げる。

雇用の減少(失業率の上昇)により物価が下がり、
デフレ状況を招くことになるが、その要因は
「90年代初めの金融緩和が十分でなく、だらだらと物価の下落が続いたこと」
が大停滞の原因とした。

この停滞期の後、日本はどうなるか。
日本の人口減少やアメリカ、中国などとの国際競争力の問題で
日本の回復を悲観的に見る意見に対して具体的に反論し、
「大停滞期が終わる状況まできた」と見る。

「長期的には2~2.5%を中心とした景気循環になるだろうが、
4、5年の中期的にはもっと高くなるだろう」と予測。

その背景として失業率を現在の4%台半ばから2%台後半まで落として
雇用を増やす余地があることを挙げる。

その上で日本は「停滞期を脱却できる」とし、
特に対米、対中国への輸出が落ち込んでも
「GDPへの影響はそれほど大きくない」との認識を示した。

【プロフィール】原田泰氏(はらだ・ゆたか)

1950年生まれ。
74年東京大学農学部農業経済学科卒、
同年経済企画庁入庁、78年イースト・ウエスト・センター、
ハワイ大学留学(経済学修士)、79年イリノイ大学留学、
95年経済企画庁国民生活局国民生活調査課長などを経て
99年財務省財務総合政策研究所次長、
02年内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官。04年4月から現職。

著書は
「長期不況の理論と実証」(共著=東洋経済新報社)
「奇妙な経済学を語る人々」(日本経済新聞社)
「日本の『大停滞』が終わる日」(日本評論社)
「人口減少の経済学」(PHP研究所)
など多数。


■講演CDの要点

経済政策を長く担当してきたエコノミストが、日本経済の実態を診断し、「失われた10年」の停滞期を脱するための課題を解説する。


【講演CDのご購入はこちら】
日本の「大停滞」は終わったのか
原田泰(大和総研チーフエコノミスト)

【2004年12月第1週発売】(収録時間80分)¥3,300円(送料無料・税別)


  数量  

 


コメントを残す