濱田武士:日本漁業の真実 著者【講演CD】


日本を始め世界的にも漁業資源の減少が問題となっている中で、漁業資源の確保の問題や「漁食」文化なども含めて将来的な漁業資源の確保について提唱する。


講演CDタイトル
「日本漁業の真実」〜何が求められているのか〜
濱田武士氏(東京海洋大学大学院海洋科学系准教授)日本漁業の真実 著者

 

 

濱田武士
濱田武士

■講演CDの主な内容

漁業経済学者である濱田武士氏は日本漁業が直面する課題として
資源問題や日本人の魚消費の減少、農林業との連携強化などを指摘し、
今後の対応策を論じました。

日本漁業は生産額、生産量ともに
1984年をピークに急激に減少している。

特に真イワシがピーク時の400万トンから
2013年には100分の1に激減している点が大きいという。

加えて就労者の減少や高齢化が進み、
漁船の老朽化も拍車がかかっている。

この結果、新造船の建造も少なく
漁船の更新が遅れている実態を明らかにした。
大きな要因として
①日本人が魚を食べなくなったこと
②日本が水産域(漁場)を失っていること、を指摘。

濱田武士
濱田武士

近年の食生活の変化で魚離れが進み価格も低迷。
魚介類の一人当たり年間消費量は
2001年の40.2kgから13年には27.1kgに減少している。

家庭内で魚料理をする人が少なく鮮魚販売の低迷が大きい。

大型ショッピングの出現などで魚屋が急減し
対面販売が出来ないことも魚離れに拍車をかけているとみる。

一方、日本の漁場は1977年の米ソなどの
200カイリ(370km)宣言などにより縮小を余儀なくされてきた。

更に公海水域も環境保護などによる規制強化や
国際漁場でのマグロ漁獲規制が進んだ。

沿岸漁業は中国、韓国、台湾などの
日本近海への進出の影響も大きいとした。

対策は国際的な規制を守り、資源管理を徹底し過剰な生産を抑える。
沿岸漁業は山林の手入れなど涵養機能の回復、
更には鮮魚販売流通網の整備などを挙げた。

濱田武士
濱田武士

【プロフィール】濱田武士氏(はまだ・たけし)

1999年北海道大学大学院 水産学研究科 博士後期課程修了。
98年には日本学術振興会特別研究員、
2000年水産経営技術研究所研究員、
02年東京水産大学水産学部助手、
06年同大学海洋科学部准教授、
現在は同大学院海洋科学系准教授。

著書は
「福島に農林漁業を取り戻す」(みすず書房)
「日本漁業の真実」(筑摩書房)
「漁業と震災」(みすず書房)
「伝統的和船の経済」(農林統計出版)
など。


■講演CDの要点

日本を始め世界的にも漁業資源の減少が問題となっている中で、漁業資源の確保の問題や「漁食」文化なども含めて将来的な漁業資源の確保について提唱する。


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濱田武士(東京海洋大学大学院海洋科学系准教授)

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