船曳建夫:右であれ左であれ、わが祖国日本 著者【講演CD】


文化人類学研究を通して世界を広く見てきた学者が、地政学的発想からイデオロギーを越えた独創的な日本国家論を提唱する。


講演CDタイトル
「右であれ左であれ、わが祖国日本」のありよう
船曳建夫氏(東京大学大学院教授)右であれ左であれ、わが祖国日本 著者

 

 

船曳建夫
船曳建夫

■講演CDの主な内容

船曳 建夫氏は
文化人類学者で、地政学的な観点で国家論を論じています。

今回は特に信長、秀吉、家康時代の16、7世紀から現代までの
日本の国家を振り返り、さらに今後日本の進むべき方向を論じた。

冒頭で「特に戦後は国家について語ることが国家主義的ととられ、
避ける風潮にあった」と、 わが国の戦後教育の弊害を指摘。

しかし
「いまは国家について正当な形で語られなければならない時代に来た」
との思いから

「右であれ左であれ、わが祖国日本」を著わしたという。

日本が日本であることを意識したのは、
16世紀にポルトガル人の来訪がきっかけとみる。

船曳氏によると、地政学的にみて日本は
中国、ロシア(北東アジア)、アメリカの3つの大敵に囲まれ、
それぞれの時代に応じて大日本、小日本、国際日本の
3つの国家モデルに分類できる。

江戸時代は内に力を込めて、外からの影響を排除しうる力を持った
「小日本」政策、

明治維新以降は西欧列強に伍していくため
「大日本」政策に転じ、

さらに戦後は国際社会で生きていくための
「国際日本」を目指すなど、
それぞれに国家モデルを打ち出した、と分析。

その歴史的経緯を詳しく解説し、興味深い。
今後の進むべき方向としては「アジア重視」を打ち出す。

「アジアはわれわれの同等のパートナー」として捉え
「国際社会という場はアジアにあり、それが今始まりつつある」とした。
その上で「日本は中庸国家として立っていくべきだ」と説いた。

船曳建夫
船曳建夫

【プロフィール】船曳建夫氏(ふなびき・たけお)

1948年生まれ。
東京大学教養学部教養学科卒、
ケンブリッジ大学大学院社会人類学博士課程で博士号取得。
現在は東京大学大学院総合文化研究科教授。
この間、フィールドワークとしてメラネシア(ヴァヌアス、パプアニューギニア),
ポリネシア(ハワイ、タヒチ)、日本(山形県庄内平野)、
東アジア(中国、韓国)を訪れて研究している。

著書は
「右であれ左であれ、わが祖国日本」(PHP新書)
「大学のエスノグラフィティ」(有斐閣)
「日本人論再考」(NHK出版)
「新たな人間の発見」(岩波新書)
など多数。


■講演CDの要点

文化人類学研究を通して世界を広く見てきた学者が、地政学的発想からイデオロギーを越えた独創的な日本国家論を提唱する。


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「右であれ左であれ、わが祖国日本」のありよう
船曳建夫(東京大学大学院教授)

【2007年07月第3週発売】(収録時間80分)¥3,300円(送料無料・税別)


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