榎本知郎:なぜヒトは旅をするのか―人類だけにそなわった冒険心 著者【講演CD】


ヒトは文明が成り立つ以前から旅をしてきたが、ヒトに近い猿は旅をしない。生物学者がこの問題を生物学的に解明し、ヒトと他の生物との違いを浮き彫りにする。


講演CDタイトル
ヒトはなぜ「旅」をするのか〜その意味するもの〜
榎本知郎氏(生物学者)なぜヒトは旅をするのか―人類だけにそなわった冒険心 著者

 

 

榎本知郎
榎本知郎

■講演CDの主な内容

榎本知郎氏はサルを中心に霊長類の研究を行い、
ヒトとサルとの違いを通じてヒトの進化などを調べています。

サルはヒトに良く似ており
生物学的にはヒトはサルの一種である。

しかしヒトは旅をするが、
サルなど他の生物は旅をしない。

なぜなのか。
その問題を解明する。

ヒトには見知らぬ相手に対して敵対的ではなく
相手を思いやるヒト独特の「利他行動」がある。

これを「許容関係」という。
この「許容関係」によってヒトは
旅をし易くなったと榎本氏は解説する。

サルなど他の生物にはこの「利他行動」がなく、
相手に対して敵対的であり、
ヒトのような個人・集団による旅ができない。

アフリカ大陸で生まれたヒトは
文明以前の太古から他の生物と違って特有の「旅」を続け、
中央アジアからベーリング海(当時は陸地)を経て
1万年前には南北アメリカに到達する経緯などを紹介した。

ヒトは集団生活を基本にしているが
「うちの集団」の生活圏を出て「よその集団」へ行き、
再び「うちの集団」に戻ることが出来る。

これは他の動物には見られないことで、
ヒト・人間の行動範囲を広げたという。

またヒト特有の許容関係は
言語によるコミュニケーションと
貿易によって獲得したと分析する。

お互い許容関係にある場合には感情が平静で
挨拶、微笑など均等的なコミュニケーションが出来て
未知の世界への旅が可能になったとみている。

榎本知郎
榎本知郎

【プロフィール】榎本知郎氏(えのもと・ともお)

1947年生まれ。
1969年京都大学理学部動物学科卒、
73年同大学院理学研究科動物学専攻を中退し
東海大学医学部に就職。
助手、講師、助教授、准教授を経て2010年定年退職。
生物学の研究を続けるとともに執筆活動も行う。

著書は
「なぜヒトは旅をするのか―人類だけにそなわった冒険心」(化学同人)
「性器の進化論―生殖器が語る愛のかたち」(同)
「ヒト 家をつくるサル」(京都大学学術出版会)
「アフリカを歩く―フィールドノートの余白に」(共著=以文社)
など多数。


■講演CDの要点

ヒトは文明が成り立つ以前から旅をしてきたが、ヒトに近い猿は旅をしない。生物学者がこの問題を生物学的に解明し、ヒトと他の生物との違いを浮き彫りにする。


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ヒトはなぜ「旅」をするのか〜その意味するもの〜
榎本知郎(生物学者)

【2011年06月第3週発売】(収録時間80分)¥3,300円(送料無料・税別)


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