◆こんにちは、パワーレクチャー(暦日会)を運営している金です。
私自身が5回も聴いたお二人の講演です。聴けば聴くほど気づきがあり、
自分の成長の度合いによってがわかってくる事実が変わってくるのをいつも感じます。
“あー。これはこう意味だったのか?”ともう一回聴いてわかってくることが実に多いのです。
聴いて⇒実践して⇒理解を深めて、さらに聴いて⇒実践して⇒理解を深めて、を
2、3回行うとこの講演の本質がわかるようになることでしょう。
実は、以下の文章はあまり書きたくありませんでした。
◆なぜかというと、わかる人にはわかるので、たくさん売ることを目的にした文章は
必要ないと思ったからです。しかし、まだ躊躇している方の意思決定に少しお役に立つと思って、書いてみましたので、ご参考になれば幸いです。
岡野雅行社長、松浦元男社長の本はたくさん出ていますが、
お二人の話は読むより、聴くべきなのです。
私はそう信じます。
以下、お二人の講演内容を簡単にご紹介します。
◆父の遺言=経営の4つのあり方
ここにお二人の経営者をご紹介します。
一人の経営者の最終学歴は小学校卒。岡野雅行氏。
役職は岡野工業株式会社代表社員。
東京の下町で生まれ、幼い頃から物づくりの現場で生きてきた人物です。
ご存知の方も多いと思います。
岡野さんはお父さんの4つの遺言をずっと守りつづけ、
いまや世界の大企業までが興味をもって訪れている世界一の町工場を作った方です。
いまもなお、お父さんの4つの遺言は守りつづけています。
その父の遺言とは、いったいなんでしょうか?
◆自分で自分を始末しろ!
その遺言の一つをご紹介しますと、自分のことは自分で始末しろ!ということです。
「うちのおやじはねぇ。ペイオフと農地改革で財産を全部持っていかれた。
お金を先に払って、後でもらった覚えが一度もない・・・。
だからうちのおやじは、よく俺に言った。
“保険には入るな
そんなんもの自分でやれ、自分で自分を始末しろ。銀行、国は信用するな”と。
俺はそれを守り続けた。今でも100人、200人の会社はすぐ作れる。
でも、おやじの遺言を俺は守り続けてここまでこれた。
絶対会社の規模は大きくしない」
◆独学の時間・・・「金取るよ」
遊びに明け暮れていたある日、
岡野さんは近所のあるおじいさんから人生を左右するほど、大きな教えをいただきます。
それから岡野さんはお父さんに頼んで、工場を借り、自分独自で勉強をする決心をします。
しかし、「金取るよ」といってそのお父さんはなかなかOKを出してくれません。
お母さんの説得で、やっと仕事場を借りることになります。
◆人より10倍働いた!
〜不登校の高校生が岡野社長を訪問する理由とは〜
それから岡野さんは仕事が終わると、
お父さんの工場で朝まで仕事をしたそうです。
その情熱はいまも続いています。
みんなが眠っている夜起きて、人より5倍、10倍以上、仕事をしました。
このような経験があるからこそ、岡野さんの話を聴くととても暖かく感じます。
不登校の高校生が修学旅行で東京ディズニーランドに行かずに、
生き方や仕事について、話を聞くために岡野さんを訪れる理由がよくわかりました。
学校ではみせたことがなかった真剣な眼差しや質問に先生もびっくり。
また
修学旅行から帰ったあと、
学生のお母さんからの感謝の電話がひっきりなしかかってきて、仕事が進まないときもあるそうです。
おそらく その学生達の心には大きな変化があったでしょう。
いまの学校では救え切れない心の病、その病を岡野さんはどうやって癒すことができたのでしょうか?
◆無意識の中に熱いエネルギーを・・・
この文章を書いている私は、お二人の講演を5回聴きました。
なぜかというと、
まず、お二人の迫力がひしひし伝わってきて、
自分を励ましてくれているように感じたからです。
そして、どうしてもその力を私の体の中にしみ込ませたかったからです。
無意識の中にお二人の熱い気をエネルギーに浸透させたかったからです。
さらに、
お話しのなかに隠されているお二人の努力、暖かさ、リーダーシップ、運のよさに気づいたからです。
お二人は全く違うタイプですが、
お二人は全くの本物の経営者、人生の先生、メンター、に違いありません。
◆あなたは契約書なしで世界で仕事ができますか?
もう一人の経営者は、
世界一小さな歯車(100万分の1cの歯車)を作って世界を驚かせた樹研工業の松浦元男氏です。
松浦元男社長は、経済学部出身の社長です。
同じ製造業でも、岡野社長とは明らかにタイプが違いますが、
経営のやり方、あり方についての松浦社長の洞察力には驚嘆しました。
驚きを感じずにはいられません。
今回、改めて松浦社長のテープを聴いてみました。一言でビックリしました。
経営をみる根本的なポイントというかその本源を見つけ、実践する力はどうやって備わったのでしょうか?
講演を聴くとその理由が明確にわかってきます。
つまり、松浦社長が実際、実践していることを、自分なりにアレンジしてやればOKなのです。
あなたは契約書なしで世界で仕事ができますか?
この方法が契約書を結んで仕事するより、上手くいくのです。
そのためには、松浦社長の人生観、経営観は示唆に富んでいます。
◆運と努力と自己流
岡野社長ももちろんそうですが、松浦社長もかなり努力家で柔軟な発想の持ち主です。
音楽(ピアノも弾くそうです)にも才能があり、昔バンドをやってたとき、そのバンドのリーダーは、
韓国を代表する超有名作曲家だった吉オクギュンさんです。
多彩な分野に興味をもっている松浦社長は、研究開発にも非常に豊かな発想で臨んでいます。
◆2億円の開発費を投じた100万分の1の歯車は、
使い道がなかった!
この100万分の1の歯車をつくるために、中小企業としては莫大な研究開発費と時間が投資されました。
面白いことをやってみようという発想だったのですが、思ったよりお金と時間がかかりました。
その結果、あまりにも小さ過ぎて当初は使い道がなかったのです。
でも、職人さん達の意見を受けいれながら、すばらしい経営判断をしたことになります。
それが大成功に繋がりました。
世界中から注文が殺到し、投資金額の何倍の経常利益を稼ぐことができました。
経常利益です。売上ではありません。
◆先着順採用
これ以外にも、
先着順採用、数字の管理、社員との勉強会、外国企業との付き合い方など
世間で言われていることとは明らかに違う部分がありますが、
人生の本質、経営の本質を知り、実行しているので、会社が成長し続けているのです。
聴けば聴くほど新しい気づきがあります。
私が2004年に聴いて、それから今年2007年にまたお二人の話を聴きましたが
自分の成長の度合いよってまったく違う感想を抱くようになりました。
とくに、ちょっと行き詰ったとき、聴くととても素晴らしい気づきが得られます。
果たしてどっちがすごいでしょうか? あなたはどっちのタイプですか?