天児慧:アジア連合への道 著者【講演CD】


日本を始め米中韓でも新政権が誕生。東アジア情勢はどう変化するのか。アジア問題の専門家が、中国新体制の外交戦略や日米中関係を中心に分析する。


講演CDタイトル
今後の東アジア情勢をどう読むか〜中国新体制の外交路線と日中関係〜
天児慧氏(早稲田大学国際学術院アジア太平洋研究科教授)アジア連合への道 著者

 

 

天児慧
天児慧

■講演CDの主な内容

現代中国の専門家として、習近平新指導体制の登場、
尖閣をめぐる日中関係そして
中国の台頭によるアジアの国際環境や
秩序の変化と日本の対応について話したい。

中国が21世紀という舞台の主役に躍り出たことは事実だ。
国際会議などで存在力を増している。

昨年11月に開かれた中国共産党大会で
政治局員7人が選ばれ新指導体制が決まった。
今回の人事では江沢民派と胡錦涛派が熾烈な闘いをした。

江沢民派が全面的に勝利したとの見方があるが、
私は今後10年間の期間で考えると
胡錦涛の敗北ではなくむしろ勝利だという解釈をしている。

第一に胡錦涛とともに江沢民が引退したこと。
江沢民が選んだ軍人を一掃し
自ら任命した陣容を固めたことなどによる。

習近平新指導部は胡錦涛以来の
「親民主義路線」をとるだろう。

日中関係は日本の尖閣諸島の国有化以来、悪化の一途。

中国が尖閣の領有権を主張する背景には
①周辺の海底資源確保
②貧富格差への不満の捌け口や権力闘争に利用
③大国化によるナショナリズムの高まり
④アジア太平洋の勢力拡大による軍事的戦略的な狙い
等がある。

習近平指導部は順調な政治体制が約束されているわけではない。
経済成長に伴う課題、ジレンマがある。
拝金主義、弱肉強食の風潮がはびこっている。

外交では中国にとって譲歩できない「核心的利益」を追求するだろう。
従来の控えめの外交から積極外交に転じる。

ただ国際協調路線は続けると見ている。
米中関係は対立する面もあるものの決定的な対立にはならないだろう。

日本の対応としては日米安保を基軸にし、
いずれ日米中の安全保障対話をつくらない限り
米中は日本の頭越しに接近するだろう。

天児慧
天児慧

【プロフィール】天児慧氏(あまこ・さとし)

1947年生まれ。
早稲田大学教育学部卒、
一橋大学大学院博士後期課程社会学研究科で博士号取得。
琉球大学助教授、共立女子大学国際文化学部教授、
青山学院大学国際政治経済学部教授を経て、
2002年から早稲田大学に移り現職。

この間、アメリカン大学、ブリティッシュコロンビア大学、
オーストラリア大学で客員教授。

1986~88年には駐中国日本大使館専門調査員なども歴任。
現代中国論やアジア問題の第一人者。
最近はテレビなどマスコミにも頻繁に登場。

著書は
「アジア連合への道」(筑摩書房)
「膨張する中国の対外戦略」(共編著=勁草書房)
「日本再生の戦略」(講談社現代新書)
「中華人民共和国史」(岩波書店)
など多数。


■講演CDの要点

日本を始め米中韓でも新政権が誕生。東アジア情勢はどう変化するのか。アジア問題の専門家が、中国新体制の外交戦略や日米中関係を中心に分析する。


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天児慧(早稲田大学国際学術院アジア太平洋研究科教授)

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